「海にせり出す家・骨格が見えてきました」
三浦半島の先端、油壺「敷地境界線がなんと 海!」の家。
青空の晴天に恵まれ、本日上棟を迎えることが出来ました。
この家は、海に向けて角度を変えながら不規則な建物の形状にデザインしているため
海と建物の関係性や岩盤面の敷地にどう建物を配置するか、
開口部からの海がどのような見えがかりとして、開けていくかなどなど、
事前に模型を作りイメージしながら計画を進めてきました。
今日、こうしてこの地に骨組みが組み上がり、リアルなスケール感で
イメージしてきたものを実際に現場を歩き回りながら確認していきました。
「もう少し、この開口部をガツーンと大きくしてエントランスからいきなり海を
見せてしまった方が良かったか? 、、、いやいやいきなり外は広げないで、
ためてためて階段で地階に下りた瞬間に外と繋がる大開口で海を近づけ、
むしろ、各階で海との距離を違えるような奥行き感をもたせた方が、やはり正解か、、」
そんな感じで、しばらくの間、ひとり妄想の世界にトリップしていました。(笑)
目の前の透明度のある海には、イカやタコ、黒鯛など色々な魚が見えるようで、
休憩タイムの大工さん達、皆 釣り好きらしく無言で目は海に釘付けでした。。
こんな良い環境で仕事できることは嬉しいのですが、
なんだかいつもよりゆっくり仕事が進んでいきそうで、嫌な予感がします、、(汗)
鴨川の高台から海を見下ろす現場やこの目の前がヨットの停泊してる海の現場など、
最近、大好きな海の近くの仕事が多いのは、本当にモチベーションがあがります!