「気密性能測定第二弾 またしてもC値0.5!」

 

みなさん こんにちは

ネイチャー・デコールの大浦比呂志です。

 

建築中の「モダンサンタフェの家・2020」で、今日はいよいよ1回目の気密測定の日。

2020年4月から社内で改定された、ネイチャー・デコール住宅性能基準の実施2軒目にあたる、この「モダンサンタフェの家・2020」はグレードの高い「ND標準・S仕様」で進めております。

なんと、一軒目の「仮称・プリンスが出てきそうな家」で、いきなりC値0.5という高いクオリティを叩き出したので、この二軒目の家はハードルも上がり、非常に緊張感の伴うものでした。担当している大工さんも今日のこの日を何度か夢に見たそうです(笑)

それはそうですよね〜、一軒目のときはいつもの大工さんが総動員で進めてきたのですが、二軒目ではそのノウハウを生かして、担当大工さんひとりが中心になって納めてきたので、、

でも、本当に頑張ってくれました!

なんと、今回も気密性能測定結果は、C値0.5を出すことが出来ました!

 

 

現場もきれいに整頓されこの日を迎える担当大工さんの気合が感じ取れます。

 

 

気密測定機 セット完了!

 

 

 

床・壁・天井の取り合いも気密シート、気密テープでしっかりと施工されています。外壁に大きなアールの壁を取った部分も間柱の間に断熱材がきれいに充填されています。

 

 

天井のダウンライト部分も、1台ずつ現場製作の気密ボックスを設け、裏側にもしっかり断熱材が充填されています。

 

 

今回は両面テープ付きの気密コンセントカバーを導入しました。気密カバーを配線が貫通する隙間部分にも電気屋さんが自主的に粘着性の高いブチルゴムシールを使ってくれているので、この部分は前回からの改良点として更に高品質になっています。

 

 

 

施工途中の画像で一点、

石膏ボードと配線の取り合い部分もあとで隠れてしまう部分ですが、現場の施工に工夫が見られ、施工途中でもきれいに見えたので、この点でも大工さんはじめ電気屋さん達のクオリティは確実に進化していると感じました。

 

 

ユニットバス部分 ここは床下での気密断熱が必要となり、底版及び立上りへの断熱と、土台との取り合いの気密処理もされています。

 

 

 

現場はどこを見ても実に丁寧できれいな仕事がされています。

 

 

 

その結果が、この数値となってあらわれてきました!

n値では、前回を更に上回っています。

 

前回も説明しましたが、このC値0.5という数値は、この家全体に対してハガキサイズ半分程度の隙間しか無いということです。それもグラスウールと気密シートを使ってそのクオリティを出すということは、大工さんの気使いと技の立証、その結果だと思います。今回も本当に大工さんには感謝の想いでいっぱいです!

 

今後もデザインを裏打ちする住宅性能と現場の技術に益々磨きを掛けていきます。

 

大浦比呂志(ネイチャー・デコール主宰)