「本と猫のいる暮らし」
みなさん こんにちは
ネイチャー・デコールの大浦比呂志です。
ネイチャー・デコールのオーナーさんは、
スタイルをもった暮らしや趣味に特化した暮らしといった、
家を生活の中のステージとして、自分たちに合わせたライフスタイルを実現するために
家創りを考えていく方がとても多いのです。
ネットを覗けば断片的に、自分にとって必要な情報は容易に手に入る時代です。
だからこそ、沢山の選択肢の中から、自分たちにあった生活をイメージし、
予算の配分を考え、また長年そこで暮らすという時間の経過を視野に入れながら
創り上げていくのがとても大切で、情報に溢れ価値観が多様化してきた今だからこそ
設計者本来の力量が問われてくるのだと感じます。
当たり前ですが、同じ家ができることはまず無いわけで、
毎回毎回、いろいろな夢や暮らし方、こだわりを細かくヒヤリングし
デザインし設計を固めて創り上げていく。
Aさんにとって理想的で喜ばれたものが、Bさんにとってはそれがとても
苦手で嫌がられる、そんなこともよくあることです。
なので、こちらにとってもはじめて直面することも多く、
それ故一定のルールが作りにくいのも、
ネイチャー・デコールの家の特徴なのかもしれない。
いずれにしても、全方位にパーフェクトであることなんて到底不可能なので、
僕本来のパーソナリティとかキャラクターが無理なくオーナーさんの感覚に
マッチして、そこに価値と喜びを見出してもらえるところで勝負出来れば
それが理想的。
一生一度の家創り、という真剣勝負、片手間では出来ないし、量産も出来ない、
オーナーさんの相当の熱量に対して、こちらもそれ以上の熱量で向かって、
はじめてオーナーさんとのバランスがはかれる、このセッション。
そんな中、お互いにとって最終的には良かったね!と言い合えるためには、
大切にしているものの価値観が合うかどうかが重要なんですね。
さて、先日プレゼンを終えたこれからはじまる新たなセッションは、
「本と猫のいる暮らし」
リビング全体が書庫のような設えで、大好きな猫と暮らせる家。
実現したい生活がとても明確で、長年大切にしてきた、自分たち家族にふさわしい
家をネイチャー・デコールで創り上げていきます。
ねこの「ぽんず」ちゃんも、
新しい家がとても楽しみらしく、打合せでもちょくちょく登場してくれました。
大浦比呂志(ネイチャー・デコール主宰)