「巨匠達を巡って、、」
少し時間が作れたので、前から気になっていた映画と展示会に行ってきました。
はじめは、今 渋谷BunkamuraのLE CINEMAで上映している、
「ル・コルビジェとアイリーン 追憶のヴィラ」
この映画は今週いっぱいの上映でなんとかギリギリ観ることが出来ました。
天才建築家ル・コルビジェと建築家でもあり家具デザイナーの
アイリーン・グレイを綴った話しなのですが、
今まであまり知らされてなかった、ル・コルビジェの最後の作品とも賞賛されていた
南仏コートダジュールの建てられた白い別荘、その秘話。
ストーリーは明かせませんが、人間くさいドロドロした話。
個人的にはかなり面白かった〜!
そして、コルビジェ、かなり感じ悪いやつだな〜と。
「愛」なんていう言葉は簡単に口には出せない、そんなことを言い聞かされます。
そして、そのあと六本木の国立新美術館で行われている「安藤忠雄展」
、、、これは、今までの全ての代表的な作品を出し切っての圧巻の展示でした!
そして話題にもなっている原寸大スケールの「光の教会」
もう今までの歩みを凝縮したこの展示は、とても1~2時間では回ることが出来ず、
近々にもう一度時間を掛けて見に行くつもりです。
70才を過ぎても、世界中で動いてる30を越えるプロジェクト、
まだまだ死ぬ訳にはいかない、という力強い言葉。
そして、今回の展示のテーマが「挑戦」
時代を力一杯駆け抜けてきた凄みを、あらゆる所から感じ取れる展示会でした。
巨匠達を巡っての一日でしたが、力をお裾分けしていただけるような、
良い刺激をもらいました。