「大開口窓が取り付きました」
この窓、なかなかの優れものです。
今計画中の「藤沢市 片瀬の家」に設置した、大開口木製窓です。
「ヘーベシーベ」といって上吊り式のもので、開口巾5300㎜を3枚の窓で開閉します。
窓一枚が、ワイド1800㎜近くあるので、こまかな窓の枠で視界を遮られずに、
大きなガラス面を通して、外の眺望を楽しむことが出来ます。
これは窓を閉めた状態。
この家は西側に良い眺望が開けているので、そこに向けた開口からの
西日などが一番気にされますが、このガラスは遮熱複層ガラスで、遮熱性能を持った
特殊金属膜が強い太陽光を和らげてくれます。
開口するとこんな感じ。
完全に外を取り込み、内外が一体化されます。
LDが何畳の広さ、、、というのも、もはや錯覚してしまいそうですね。
そして窓の高さも、この家では2300㎜以上もあって、外の庇と合わせた高さが
とても良いバランスになっています。
三枚の大きな窓は、このように片側にしっかり納められます。
網戸も木製で作られています。
桟の無い網戸で間口が1800㎜あるので、破ってしまったり穴を開けてしまうと
これは大変です、お子様やわんちゃんは要注意ですね。
一枚一枚の窓は相当な重量があるのですが、それにもかかわらず
開閉が軽快でとてもスムーズです。重さが一切感じられません。
これは、すばらしいです!
北欧の技術を導入して作られた、ハイスペックな木製窓。
お値段はかなり張りますが、この環境が手に入るなら、
それは十分価値のあるものではないでしょうか?
そんな訳で、ここのところの僕の新しい設計には欠かせないアイテムになってる
「ヘーベシーベ」の窓です。