「ネイチャー・デコールで建てる二度目の家・引渡し!」
みなさん こんにちは
ネイチャー・デコールの大浦比呂志です。
「ネイチャー・デコールで建てる二度目の家」ようやく室内側が完成し、
年末ギリギリにはなってしまいましたが、引渡しが出来ました!
いままで何件もの家をデザインしてきましたが、
同じオーナーさんの家を二度作る、というのはこれが初めてのケースです。
そんな、ありがたく貴重なお声かけをいただき、
5年目に作った家よりも、更にパワーアップした家が完成しました。
裸足が一番似合い、コージーでナチュラルで、過ごしやすい。
そして家族みんながワクワクするような、、
これ、ネイチャー・デコールのキーワードなんですが
そう、もう何十年も変わらないキーワード。
そんな意味で、この「W邸」は正にTHE NATURE DECOR STYLEの家
オーナーご夫妻と、現場監督による鍵の引渡し。
毎度のことですが、なんともこのタイミングは手塩に掛けて育てたものが
自分の手から離れていくような、寂しくもあり不思議な気分になってしまいます。
何件家を作ってきてもこの感じは変わりませんね。
この家をはじめから建ち上げてくれた、大工の健太くん。
お父さんの代から2世代に渡って僕の設計の難題に応えてくれていて、
今ではすっかりお父さんから技を引き継ぎ、一人でも現場を仕切って
切り盛りしてくれる、頼りになる存在です。
この工務店チームは、工務店の社長を含め、
他にも左官屋さん、タイル屋さん、建具屋さん、電気屋さんなど親子二代で
職人の技を引き継いでいます。
それだけでも、十分に信頼おけるパートナーですね。
さて、引渡しをした、
「ネイチャー・デコールで建てる二度目の家」を簡単に見ていきましょう。
○エントランスホール
エントランスにはメキシコや温かなラテンを感じさせる、暖色系の
カラーリングをアクセントに持ってきたい、という奥様の希望で、
CASA MEXICANAなイメージで、モルタル造形を入れ、メキシカンタイルの
ベンチを作り、ゆったりとしたエントランスをデザインしました。
最近オーダーが少なくなりましたが、
「CASA MEXICANA」は、昔から自分の得意技でもあります。笑
○玄関ホールから室内を見る
ボリューム感のある古材のハンガードアを開けて、LDKへアプローチ
○リビング空間
開口巾4メートル50センチの木製大開口窓を開けると、外のポーチと
一体空間になります。
都心であることを忘れてしまいそうなリゾート感溢れるリビング。
これから作り上げていくガーデンが出来上がるとまた世界観が更に広がります。
細かな装飾やカラーリングを排除し、
骨太な素材感と空間のバランスでシンプルでダイナミックな
インテリアは飽きることが無いですね。
こういうのが、自分の大好物なスタイルです!
○コクーンからのリビング
リビングゾーンから60㎝上がったコクーンからリビングを見る。
ここは同一フロアにありながら、別空間に感じます。
コクーンのポッテリとした角のとれた分厚い壁が、リビングの床や壁との
対比としてより質感とボリュームが強調されて見えてきます。
○ダイニング〜キッチン空間
全体の長さが5メートル30センチのDKのカウンターテーブルが大迫力。
このファミリーは特にキッチンにこだわりを持たれていたので、
キッチンの機器をはじめ、動線計画、キッチンの収納、素材や色など
細かくヒヤリングを重ねて実現した、キッチンスペースです。
大勢の人が集まっても、キッチンに立ちながら楽しく準備が出来る、
そんな利点がこの一体型カウンタースタイルの良さですね。
そしてキッチンからも庭の広がりや緑、自然光が感じられます。
○機能的なランドリールーム
ランドリールームの動線計画についてはまた次回お知らせしますが、
とても合理的、実用的なランドリールームも出来ました。
お二人で仕事を持たれているご夫婦にとっては最強のスペースです。
これから年末〜来年に向けていよいよ、この家の見所のひとつでもある
ガーデンが出来上がります。
まだまだ、益々素敵にパワーアップしていきます!
大浦比呂志(ネイチャー・デコール主宰)