「ガーデン工事着工!」
いや〜、やはり緑が入ると変わりますね〜
無表情な建物が元気に語り出した様に見えます。
横浜金沢区「ボタニカル・ライフ」の家 今日からいよいよガーデン工事着工しました。
GWの初日にもかかわらず、軽井沢から車を走らせガーデン&ファニチャーズ長谷川さんと
いつもの造園集団が朝から作業に取りかかってくれました。
3日間で植栽をすべて整えてもらうスケジュールです。
ファサード廻りは、大ぶりのヤマモモを中心に、花壇にはドライなイメージで
葉ぶりが綺麗なユッカロストラータやローズマリーなどナチュラルなものが
セレクトされ、リビングの窓からも丁度良い位置で見えるような高さで計画しています。
ダイニングとグリーンルームに繋がるガーデンゾーンも、
リゾート感漂う白い板塀と白いパーゴラそしてベンチも出来上がり、
そこに緑を添えていきます。
自然な石積みに、ここもベージュの砂利を敷き詰めたドライガーデンで。
板塀も室内から見て、完全に隣家が隠れる高さまで立ち上げているので、
しっかりプライベート感がまもられた、落ちついたガーデンになってきます。
植栽や庭に掛ける予算というのは、どうしても建築工事の最終段階のものなので
削られてしまうことが多いのも現実ですが、
しかし、ガーデンをしっかり納めるか否かで建物の印象も価値も大きく変わってきます。
四季を通して変わりゆく緑や視覚的に与えてくれる優しさ、癒しを考えると
生活に大きな影響を与えてくれるのもガーデンであり庭での生活です。
建築を頑張っても、予算の関係で植栽や庭は二次工事、、
これも仕方ない場合がありますが、緑が入ってこんなに生き生きする建物を見ると、
それは本当に残念な事ですね。
建築もインテリアも庭もどれも大切なもの。
バランス良く全体のコスト配分をしながら、計画に取り入れていきたいものですね。
コストプラニングの大切さを感じます。