「アーティスティックな暮らしぶり」
皆さん こんにちは
ネイチャー・デコールの大浦比呂志です。
完成して10年目を迎える伊豆高原のウィークエンドハウス。
毎年この時期になると、別荘(アトリエ)を開放してアートギャラリーへ、
伊豆高原では5月1日〜20日ころまで、地域全体でアートフェスティバルが行われます。
以前、このブログで紹介しましたが、
毎年、高原の新緑の中このオーナーさんに会いに写真展に行く、
というのが我が家の恒例行事にもなってます。
今年から、「伊豆高原アートフェスティバル」というイベント名が、
「伊豆高原 五月祭」という名前になったようです。
緑溢れる、高原の中にしっとり佇む外観。
今回のイベントは二人展で、モノクロ写真が作風のオーナーさんとは対極に
色鮮やかな風景写真が作品の女性フォトグラファーとの展示。
エントランスホールはそのコーナーとなって迎えてくれました。
家全体がこのようにギャラリーとなるように当初から計画され、
モノクロの写真が生きてくる、色使い・素材構成で考えてます。
大作が納まるような大きな壁、
白壁とは表情を変えて見せたい作品のために、
アクセントとなる色を配した壁など、壁にも表情をもたせています。
ギャラリーで見るような、作品にスポット照明を当てるようなことは極力避け、
自然光で生の色を感じられるように、家全体が自然の光で溢れるようにしました。
このアトリエが完成して10年経ちますが、
作品の展示・発表の場としての「ギャラリー」、
製作活動やワークショップの場としての「アトリエ」
そして自然の中、精神の解放の場としての「別荘」として
十分に生活を謳歌されていました。
大浦比呂志(ネイチャー・デコール主宰)