05.アウトドアリビング(軒下・カバードポーチ)

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「眺望をどう取り込むか・BEST眺望事例!」

06.家創りのヒント05.アウトドアリビング(軒下・カバードポーチ)07.窓03.眺望を取り込む

 

眺望の良い土地に巡り会うこと、そしてその眺望をうまく取り入れた設計が出来る事

それらは土地と設計者とオーナーさんの理解という、偶然の巡り合わせと出会いにより

実現する最高の出来事。

 

開かれた窓から見える景色も様々ですが、設計を着手する前にこういったロケーションの

土地にたつと、デザイナーとしてとても興奮してきます。

そんなワクワクしながら取りかかったここ最近の事例の中から、

こころに残る、BEST眺望セレクションをご紹介します。

 

 

1. 窓を開け広いデッキの脇には小川が流れる家

眺望.1

 

眺望.1-2

神奈川県 湯河原の地。遠くに穏やかな海を望み小川のせせらぎと緑溢れる場所。

小川に面したデッキはリビングからダイニング、そして和室へと繋がる広さで、

LDの二カ所の大開口折れ戸を開けると外と一体化します。

 

 

 

 

 

2. ワイド5.3メートルの大開口窓を開けると、遠くに相模湾が見渡せる家

眺望.3

 

眺望.3-2

なんといっても、5.3メートルの大開口窓が外のデッキに繋がるのは圧巻です。

そして、視界には遠くに相模湾と富士山も見渡せる極上のロケーション。

外と中の境界を完全に取り払ってしまったかのような空間が広がります。

 

 

 

 

3. カバードテラスがある高台の丘の上の家

眺望.4

 

眺望.4-2

横浜の高台からのVIEWです。リビングから繋がるカバードテラスには

屋根が掛けられているため、雨の日でも外を感じることが出来ます。

遠くにはランドマークタワーが、そして天気の良い日には富士山も見えます。

 

 

 

 

 

4. 鎌倉の自然の中に佇む完全なるプライベート空間

眺望.2

 

眺望.2-2

緑深い鎌倉の地。すり鉢状に山に囲まれその山全体がオーナーさんの

プライベートガーデンとなっていて、近隣の視界が一切遮断された完全なるプライベート

ガーデンです。大きな犬と共に自然の中で、非日常がここでは日常です。

 

 

 

 

4. 大きな公園に隣接した2階からのVIEW

眺望.5

今後も家などが建つことはない、大きな公園に隣接した場所に奥行きのあるデッキを

リビング繋がりで作りました。都心でありながらまるで別荘地に来ている様な感覚に。

穏やかなご夫婦で、ここにはいつもスローな空気が流れています。

 

 

それにしても、眺望も違えばデザインテイストも様々ありますね。

オーナーさんの実現したい世界観を創作する。

これ、ネイチャー・デコールのバリエーションの広さです!(笑)

 

人生が豊かになる、そんな土地との出逢いはなにものにも代え難いものがあります。

そこで生活する家族は、皆 やわらかく穏やかでとても魅力的な感じもします。

 

自然の環境にフィットした家。これからももっともっと実現したいですね〜

 

 

そして現在進行中の2件のBEST眺望プロジェクト

 

1. 三浦半島の先端、油壺の目の前が海!  そこにはヨットが停泊。

眺望.01

 

2. 鴨川を一望する高台の週末の家&CAFE

眺望.02

 

このブログで、プロジェクトの進捗はご紹介していきます!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「屋上CABIN・夜編」

20.『地中海の白い家』05.アウトドアリビング(軒下・カバードポーチ)05.ガーデン&外構03.ペットと暮らす03.庭で過ごす09.NDオーナーのライフスタイル03.ギャラリーハウス(趣味の家)05.屋上

 

先日完成した大田区の屋上CABIN、夜の感じを伺いに遊びに行ってきました。

日射しのサンサンとした明るい時とは違う、

シッポリとした落ち着いたお籠もり感があり、

根が生えた様に、ず〜と居たくなってしまう、そんな「場」でした。

 

屋上.1

 

屋上.2

キャンプファイヤーのように、「火」を囲んで寛ぐ、というのが

この屋上CABINのコンセプトのひとつでしたが、

今回導入したバイオエタノール暖炉、これ大正解でした!

サイズは直径1200㎜、大勢の人でこの火を囲むことが出来ます。

そして、この日も寒い日でしたが、この火だけでもなかなか暖かく、

自然に火の回りに集まってしまいます。特に冬の時期には大活躍ですね。

 

屋上.7

こんな感じにマシュマロなんかも焼いてしまい、楽しむことが出来ます。

 

 

 

 

 

 

 

屋上.3

 

屋上.4

 

屋上.8

ライトアップされた植栽やボールライトもなかなかムーディ。

この家のわんこたちも、この屋上スペースが大お気に入りの様です。

今の時期、ハンモックはちょっと寒いかな?

 

 

 

 

 

 

屋上.5

CABINの中はこんな感じ。

本当にこのお籠もり感がサイコー。

 

 

屋上.6

今日も沢山美味しいものいただきました、ありがとうございます!

そして、ワインでもうすっかり酔っ払い、

 

この家の愛犬、黒ラブのブルも人間のように馴染んでます(笑)

 

 

 

「屋上CABIN完成!」

20.『地中海の白い家』05.アウトドアリビング(軒下・カバードポーチ)05.ガーデン&外構03.ペットと暮らす03.庭で過ごす03.ギャラリーハウス(趣味の家)12.ショップデザイン05.屋上

 

2年前にリノベーションをしたお宅「地中海の白い家」の第二期工事として、

ようやく屋上テラスが完成しました!

もともとはテラスとして計画が進んでいたのですが、

完成したのはしっかり屋根のある

CABINの様なものに発展していき、屋上で雨の日でも過ごせるような

全天候型のスペースとして、用途もより広がりそうです。

 

ネイチャー・デコールパートナーである、軽井沢・ガーデンアンドファニチャーズチーム

による、アイデアと細部によるこだわりで都心の屋上空間とは思えないような、

完成度の高い新たなスペースが出来上がりました。

 

屋上.1

屋上.2

 

キャビンの木製折れ戸を閉めた状態の全景です。

キャビンの中は決して広くは無いのですが、その中に奥行きの深いデイベッドが

造作してあります。

このデイベッドは、ソファーにもお昼寝用のベッドにも、そして下部は収納にも

なっていて多用途に使用することが出来ます。

 

キャビンから繋がるパーゴラには、リゾート感のある簾網代が取り付き

その下には、日よけ用のオーニングテントが、強い夏の日射しから守ってくれます。

 

手前に見える円形のモノは、バイオエタノール暖炉でここに火を入れると

夜は幻想的で、数人の仲間達と火を囲んで語り合ったり、

実用面でもこの火でコーヒーを沸かしたりなど、色々楽しめる仕掛けになってます。

 

 

 

 

屋上.3

木製折れ戸を全開にするとこんな感じにデッキに広がります。

すでに、この家のわんこ達ラブとブルがソファを占領しています。

 

 

 

 

屋上.4

屋上.5

キャビンの中は、壁にグレーウッドの古材が張られています。

天井からはシーリングファン、

ルーバー折れ戸からは風を取り込めるようになってます。

そしてフランスの白いアンティーク窓がアクセントになっています。

 

このデイベッドのクッション回りを提案してくれたのが、

いつもネイチャー・デコールの家でカーテンをお願いしている、ロブジェの吉野さん。

ブルーのグラデーションの中にストライプや強い色を合わせてくるところなど、

流石、センスが光ります。

 

 

 

 

屋上.6

木製折れ戸も、ただの塗装仕上げでは終わらず、

エージングされたアンティークフィニッシュが良い風合いに仕上がってます。

金物はヨーロッパの家具や窓などでよく使われているグレモン錠を使用。

 

こんな、ディティールからもアンティーク感が伝わってきます。

 

 

 

 

屋上変更

屋上追加

この屋上から外を見ると、こんな高層の建物などもあり、

本当にここだけは、異質な空間です。(笑)

 

板塀が程よい高さで、圧迫感無くまわりの建物が見えないようになっています。

 

 

 

 

 

屋上.8

屋上.9

グリーンスペースは、大きなオリーブの木を中心に、

比較的日射しに強く、この屋上環境に耐えられる植物たちを

セレクトしてくれてます。

全体的にはうっそうとした緑というより、いま風な植栽コーディネートで

ドライな感じでしょうか。

 

この花壇には自動散水装置もセットされていて、水やりも安心です。

 

 

 

 

屋上.10

もう14才になる、黒ラブのブル。

気持ち良さそうにデイベッドでお昼寝中。

 

いつも言ってますが、人にとっての快適な空間は犬にとっても快適なんですね。

 

そして、この屋上キャビンが出来上がって大喜びのオーナーご夫妻から、

今度は屋上階段室の反対側に、BBQグリルを仕込んだガーデンキッチンを追加で

オーダーいただきました。

料理が大好きなオーナーは、またこのスペースから

新たな構想が浮かんできたのでしょう。

来年の春前を目指して、まだまだ大人の遊び場作りは進行中です。

 

人生の質をあげる贅沢空間、ワクワクしますね!

 

 

 

 

 

 

 

「雑誌掲載のお知らせ」

05.アウトドアリビング(軒下・カバードポーチ)05.ガーデン&外構03.庭で過ごす11.メディア

 

扶桑社から発売される

「住まいの設計」2017年1-2月号に、

ネイチャー・デコールの家が紹介され、

出版社から掲載誌が届きました。

今回のテーマは「ようこそガーデンハウスへ」

 

6ページでの掲載予定でしたが、なんと8ページに拡大されていました。

 

雑誌.1

雑誌.2

雑誌.3

 

2階リビングで隣の大きな公園を借景に取り込んだ、

緑を感じる暮らし。

都心であることを忘れさせてしまう、そんなお宅の紹介で見所満載です。

 

是非、ご覧になって下さい。

 

 

「雑誌の撮影と取材が行われました」

01.アイアン05.アウトドアリビング(軒下・カバードポーチ)05.ガーデン&外構03.庭で過ごす09.NDオーナーのライフスタイル11.メディア05.二階LDK

 

本日は、雑誌の撮影と取材が行われました。

 

雑誌はハウジング誌で、扶桑社「住まいの設計」

今回の取材テーマは、「ガーデンハウス」

建築とガーデンのコラボレーションによってつくられた家ならではの、

心地よさ、快適さ、楽しさを中心に一軒の家全体を取り上げていく取材です。

 

今回も、初期段階からいつものガーデナー、ガーデン&ファニチャーさんとの

コラボでデザインしていきました。

 

木原.1

ガーデンの写真撮影も多かったので、天候が気になりましたが、

今日は、朝からの青空、晴天に恵まれました。

 

 

木原.2

木原.3

玄関脇からのガーデンスペース。

 

オリジナルデザイン制作品のアイアン門扉から導かれる

パーゴラをかけた、石畳のガーデンアプローチ。

 

この時期なので、お花は見れませんが、

春には、このパーゴラに綺麗なバラで溢れるようです。

 

 

 

木原.4

外から直接、2階のアウトドアダイニングに行ける、外階段回りも

しっかり統一感を出しながらデザインをしています。

 

木原.7

階段を上がりきると、キッチン前のテラススペースへ。

 

キッチンから出て、すぐにハーブを使えるよう、外にはキッチンハーブが。

 

 

 

 

 

木原.5

木.2

階段下は、こんなコーナーで、ガーデン用シンクやガーデングッズがしまえるような

おしゃれなベベルサイディングを使った、ガーデンシェッドになってます。

 

 

 

木原.6

木.1

2階リビングからの、アウトドアダイニングの光景。

 

この家は、緑溢れる西側隣地の公園の借景を取り込むために、

2階LDKで計画されました。

 

外には、緑しか見えず都心でありながら、どこかのリゾート地に来たかのような

この景色は、一番の癒し&リラックスポイントになっているようです。

ここで、ビールを飲んだりホームBBQをしたりが、週末の楽しみとのこと。

 

住み始めてちょうど6年目になりますが、とても温かくコージーな風が流れていました。