「PARISスタイルの家 完成!」
01.アイアン05.外観04.パリスタイル04.フレンチスタイル20.『一枚の古い旅行写真から』の家
青葉区あざみ野で進めてきた、
ネイチャー・デコール主宰 建築デザイナー大浦比呂志のこだわりの世界観を、建築、インテリアの事例やライフスタイルにスポットをあてながら紹介して参ります。
01.アイアン05.外観04.パリスタイル04.フレンチスタイル20.『一枚の古い旅行写真から』の家
青葉区あざみ野で進めてきた、
いよいよ7月の上旬には完成予定の「横浜市青葉区 PARISスタイルの家」
ここはPARISか! あざみ野の桜並木のランドマークになることでしょう。
かなりディティールを忠実に再現した、
本物感溢れる感じの家になっています。
◯◯風なんていう、フェイクは作れませんからね、
リアルを再現、それが大切です。
そして、外構も着々と進み、ようやくアイアン門扉が取り付きました!
街並みにも 異彩を放ってるこのアイアン門扉はかなりの存在感です。
以前にも製作風景でご紹介しましたが、
モチーフは「ギマール」
実際は鋳造で作られているものを、今回は鍛造で挑戦しました。
製作は、金属造形家の加成幸男さんによるものです。
有機的な柔らかいラインが綺麗に出ています。
原案にアレンジを加えてデザインしたのが、この家のオーナーさんです。
こうしたい! という情熱がなせる技ですね。
デザインもそれに合わせた寸法も、素材までも、無いものは創ってしまえ!
これ、ネイチャー・デコールスピリッツです。
細部にわたる繊細なディティール。
どこにもない、「一点もの」
エントランス門扉が、世界にひとつの一点ものなんて、それだけで夢がありますね!
01.アイアン00.現場04.パリスタイル20.『一枚の古い旅行写真から』の家
あざみ野で進行中の「PARISスタイルの家」も足場が外れ、
外構工事の大詰めに入ります。
そして今日は、エントランスのキャノピーが取付きました。
出来上がった現物からは、なかなかな存在感と手作りの重厚感が。
屋根には5㎜のポリカーボネート板がのっています。
細部にわたるディティールも、とても味わい深い。
最後に塗装によるフィニッシュワークで、
この黒の上に現場で「金」を刷毛でぼかしながらかぶせていくと、
鍛造で叩いている凹凸の部分に、良い具合に「金」が薄く絡みつき、
いわゆる新品ぽさがなくなり、落ちついてくるようです。
今回、このアイアンワークを担当して頂いた、
金属造形家の加成幸男さん、
良い笑顔ですね!
今日は開口部寸法の調整のために、まだ途中段階のモノですが
現場で仮付けして確認のために持ってきていました。
この抽象で有機的なライン、
仕上がる前から既に存在感を放っています!
まだまだ、これから更に良くなっていきますが、
足場の取れた全景はこんな感じ。
完成は、6月末を目指しています。
横浜青葉区で進行中の「PARISスタイルの家」
01.アイアン05.玄関・アプローチ04.パリスタイル04.フレンチスタイル20.『一枚の古い旅行写真から』の家
今回は、デザインの現場から、「アイアン工房の製作風景」をお届けします。
先日もお知らせした、横浜青葉区で進行中の「PARIS スタイルの家」からです。
この現場では、エントランス門扉、キャノピー、窓辺の花台、階段の手すりなど、
オリジナルデザインで製作するアイアンワークスがかなり計画されています。
今回のアイアンワークスは、飯能市でアトリエを構え鉄による様々な作品やオブジェ、
また一般住宅でも使用できる製品としても幅広く、鉄に関わる仕事をされてる、
金属造形作家の加成幸男さんとのコラボレーションです。
これにはガラスの屋根がのってきます。
ひとつひとつのパーツは皆、手作りです。
重厚な玄関ドアに負けない、アイアンポーチの存在感が期待できますね。
今回のアイアン門扉は、オーナーさんの強い要望で、是非「ギマール」をモチーフに
それを今に再現して欲しい、と言うことでした。
「 ギマール」…あの有機的な流れのあるラインを表現するのはなかなか高いハードルですね(汗)
一般住宅でやりますか? そこまで…
それを、積極的に請けてくれた頼もしいアーティストが今回の 加成幸男さんなんですね。
この途中風景を見ただけでも、手間を惜しまずパーツをひとつずつ鍛造しながら、
また鋳造とは違うテイストのものが今回出来そうで、今からとても楽しみです。
パリのアパルトマンなどの規則的な窓辺に並ぶ「フェルフォルジュ」と言われているアレです。
これも良い仕事してますね!
こうして、一点一点創り手の「熱」と「こだわり」がディティールに宿って出来上がっていくのが
ネイチャー・デコールのオリジナル住宅です。