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Story No.2

ボタニカル・ライフ

家創りをスタートさせるときにオーナーさんからいただいた「フェイバリット」とタイトルされた分厚いオーダーファイル。そこには沢山の画像、小さなディティールまで実に伝わりやすい内容でまとめていただいていました。そのファイルからは、「こういう家にしたい! こういう暮らしがしたい!」そんなオーナーの家創りに対する熱い思いが伝わってくるものでした。

その中でも一番強く希望されていたのが、「暮らしの中に植物を取り入れた理想的な家」というもの。そこでこの家のテーマが「ボタニカル・ライフ」と決定。グリーンルームを中心に内と外が繋がる、緑に溢れるネイチャーデコール流、ボタニカルライフの提案です。グリーンの効果的な演出には、ブレーンである軽井沢「ガーデン&ファニチャーズ」さんに初期段階から関わって頂き、建築もガーデンも同時に進めて行きました。グリーンルームは実用的な生活の場ではないのですが、人生の質をあげるたもの贅沢空間ですね。

オーナーさんのこの家物語 オーナーさんの「この家物語」

あたらしい家に引っ越して半年がたちました。

ぼくたちは結婚11年目の夫婦です。今日のごはん、日曜日の買い物、夏休みの行き先、それに仕事のことや子どものことなど話すことはいろいろたくさんありました。そんな中でも「ぼくたちの将来の家」というものは、盛りあがったり落ち着いたりはあるものの常に話題になってきました。しかし、素敵な家に住みたいねとは言うものの、それぞれ仕事と子育てで多忙な毎日を送っていましたし、いずれは実家近くに住もうというつもりでもありましたので、具体的な進展はないまま異動にともなう引っ越しを数年ごとに繰り返していました。その間の10年間、建築費のために節約しようとか、家具やら食器やらを買うのは家を建ててからにしようとか、何かにつけて「将来の素敵な家」は常にぼくたちにストップを掛ける存在でありました。でももちろん同時に大きな希望であり続けていたことは言うまでもありません。

転機がおとずれました。それまでぼくたちは気持ちが盛りあがった時に住宅展示場に行ってみたことがありました。素敵な家がたくさん見られるので夢が膨らんで嬉しくなる場所なのですが、いざモデルハウスに入ってみると、土地はどこに何坪ですかとか、職業はとか、住所と電話番号を記入してなんていう具合で、素敵な家に「いつか」住みたいねなんていうのでは行きにくいなと感じたのでした。そんなわけで展示場からは足が遠のいてしまったので、インターネットでいろんなサイトの建築事例を眺めることになりました。あとはご想像どおりだと思いますが、「nature decorのホームページを開いてしまう」→「WORKSの建築事例が素敵すぎてビックリ」→「妻に報告したところ同意を得る」→「nature decorに連絡をとる」ことになったのです。客とも言えないような、時期未定、場所未定、予算未定の何一つ具体的な話がないぼくたちに、初めてお会いした大浦さんは嫌がるでもなく迫るわけでもなく、それでいて初対面なのに少し近い距離感で「こんなことやっています〜」的に数時間もnature decorの話をしてくれました。その日の帰り道はなんだか楽しい気持ちだったことを覚えています。

その後1年以上が経過し、土地と引っ越しの時期が決まってようやく正式にnature decorにお願いすることになりました。初めてのヒアリングのお題は「新しい家でどんな生活がしたいか」でした。これはまったく大きな衝撃でした。それまで考えていたのは、外観の色はとか、何個部屋があって、リビングは1階でソファを置いて、テラスが、というふうにどんな家に住みたいかということばかりで、そこで何をしたいかという目線が抜け落ちていたことに気付かされました。「素敵な家に住みたいね」から「素敵な生活を送りたいね」に考え方がシフトしましたし、ぼくたちにとっての素敵な生活って何だろうと改めて考えるきっかけになりました。そんなわけで素敵な生活のための家作りの部分は大浦さんにお任せする気持ちになりましたので、最初の計画段階から入居そして外構工事終了まで細かいことはいろいろありましたが、どうなっていくのかなという期待感とともに楽しく過ごさせていただきました。

そして今回、ぼくたちの新しい家ができました。ぼくたちは、この新しい家が大好きです。なぜなら実際に家族みんなが気持ちよく過ごすことができているからです。引っ越しして半年、春・夏・秋を経験しました。個人的にはこれまでにこの家が見せてくれたさまざまな表情が大好きです。それは生きているかのように変化に富んだもので多く取り入れている植物が余計にそう感じさせるのかも知れません。これから冬になります。2年、3年と時がたってゆきます。家族とともにこの家で過ごす生活が素敵なものになりますように。

【 奥様からのオーナーズボイス 】

今までに何度引っ越しをしたことだろう。その度にどうせ引っ越すし…と家具や物を最低限のものにしてきました。いつかは素敵な家をと思って展示場などいろいろ見たが、これといってピンとこず…そんな時いろいろ調べて主人が私が好きそうな家があるよ〜とネイチャーデコールにたどりつきました。

お金の心配、私達でも頼めるのか、日曜日しか打ち合わせが出来ない生活で設計、工事…進められるのか、いろんな不安をかかえたまま一度お話を聞きに行きました。家もフィーリングがあると思います。そしてもちろん人も。初めてお会いした大浦さんに、普段それほど話さない主人がいろいろな思いを話していてもう目がキラキラしていました。ヒアリングシートには普段全く気持ちを伝えない主人が「家にいる時間は妻が最も長いので妻が幸せなら自分も幸せです」と書いてあって本当に嬉しかったことを思い出します。何よりヒアリングで一番大切な家族と暮らす空間をどれだけ心地良いものにするかを一緒になって考えて下さり、私達らしい個性あふれる住まいを作りましょうという熱意を感じました。大浦さん、長谷川さんの人柄、そしてセンス、この人にならこれから住む家を託したいと二人の意見が一致しました。設計から完成までの時期を子どもの始業式までにはなど無理なお願いも頑張って叶えていただきました。

自然に笑顔が生まれる家、家族一緒の時間を楽しく過ごせる家、自然に人が集まる家、何より他にはないデザインにこだわり抜いた家を実現してくれたのがネイチャーデコールです。

ボタニカルライフで心地よく癒され安らぎの場所ができ、自分たちの好きな素材で好きなものの中で生活できる幸せを今実感しています。

大浦比呂志のこの家物語 大浦比呂志の「この家物語」

いま思いだしても、やはり一番印象的だったことは、初回のヒヤリングシートに書かれていたご主人の言葉で「家に居る時間は、おそらく妻がもっとも長くなると思うので、妻が幸せなら自分も幸せだなと思います」という心温まるお言葉。これを読んだ瞬間に涙腺がゆるくなってきました。同時にもうこの家族のためならなんだってしてしまおう!と一気にデザイナーのモチベーションをあげてくれました。

奥様が強く希望されたことの一つが、この家のコンセプトにもなっている「ボタニカルライフ」、暮らしの中に植物を取り入れた理想的な家です。
約6帖のサンルームスペースは、リビングルームと間口2メートルの引き込みサッシで繋がり一体空間となります。そしてサンルームから直接全開口折れ戸で、ガーデンスペースとも繋がり、リビングとガーデンとの中間ゾーンにあるサンルームで、リビング〜サンルーム〜ガーデンと回遊性を確保しました。床も水でザブザブ流せるような、アクセントのあるモザイクタイルとし、古材を一面貼った壁には、何段もの棚が用意され、ボタニカルショップさながら、植物好きの奥様のために、変わった観葉植物や多肉植物、花器などが並べられるようなデザインになっています。このようにKさんファミリーには、何LDKの家にプラスアルファの高付加価値スペースを提案しました。そんな自分の趣味を反映出来るような小さな別世界があったら、なんて幸せなことでしょう。

今回は「緑・植物」が大きなテーマだったので、いつも通りではあるのですがはじめからガーデンデザイナーさんとコラボレーションして提案しました。これはとても大切な事でもあります。よく建築が出来上がってから植栽屋さんやガーデナーさんと打合せをして、という進め方を聞くのですがそれでは建築と外との繋がりが取りにくくなってきます。室内側に大きな窓の開口を取れば、そこから見える景色はどうなるのか、また逆に外から建物を見た場合の見え方やバランスはどうか? など空間を中も外も繋げて考えていく事で建物がより大きく感じたり、室内に広がりが生まれたりするので、建築計画と同時にそのコンセプトとオーナーのリクエストをガーデンデザイン側に詳細に伝え、初期の段階から一緒に計画をしていく、というのがネイチャーデコールのプラン構築で重要視していることです。Kさんは、設計の打合せをしていくうちに、「素敵な家に住みたいね」から「素敵な生活を送りたいね」に考え方がシフトした、と言っています。本当の家の善し悪しとは生活の質を高めるという視点で考える、もっと言ってしまえば人生の質を高めることではないでしょうか。

Kさんの家は完成後、雑誌のオファーも多く、住宅関連誌からライフスタイル誌まで既に何誌かの取材を受けています。その誌面からも奥様の笑顔とボタニカルライフを堪能している素敵な暮らしぶりが伝わってきます。はじめのご主人のひとことが、大きくKさんファミリーの夢を具現化し、生活の仕方までも変えたのではないでしょうか。

この物語のおうちの写真

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