一枚の古い旅行写真から
オーナーが若かりし頃訪れた街「PARIS」。その時の思い出がいつも自分の脳裏に焼きついていて、いずれあの時感じた「匂い」を自分の家で再現してみたい。そんな熱い思いの詰まった、一枚の古い旅行写真から家創りがはじまりました。オーナーのディティールへのひとつひとつのこだわりを積み上げ、念願の「PARIS STYLE」の家が完成しました。成熟した住宅街の桜並木に面した、新しいランドマークとなる端正なファサードの家です。
「パパ~、パパ、大変!」何やら妻が叫んでいます。
それは一枚の折り込み広告から始まりました。
毎土曜日の新聞に入ってくる不動産の広告。
その広告に以前から興味のあった土地が売りにだされていたのです。
「今の住まいを売却すればなんとかなる」半分衝動的に購入の契約を結びました。もちろん子供達も全員納得のうえです。
土地を買ったからには一刻も早く家を建てなければと焦りだしました。
『パリのアパルトマン』むかし旅行で行ったパリ。『パリ』という魅力もさることながら百年二百年以上経っても今なお使われている歴史的建造物やオスマン様式の建造物群。
「こんな家に住みたい!」と前から憧れていましたので、今度の家はアパルトマンの要素を取り入れた家にしようと思いました。
まずは漠然としている『アパルトマン』なるものの情報を本やネットで内外から見た要素をたくさん書き出してみました。
間もなく、私と妻なりのイメージが出来上がりました。
縦長の規則的に並んだオシロバトンの窓、石を積んだ様な壁、鉄を使った門扉やキャノピーや花台、緑に囲まれた小さな庭、白い漆喰の壁や天井、ヘリンボーンの床、やわらかな日差しの差し込む明るい部屋。
あとは実行してくれる業者を探すところまで来ました。
色々ありましたが、インターネットで『アパルトマン』→『画像』→『良いと思った画像』→『業者』こんな感じでネイチャー・デコールさんと巡り合いました。
さっそくアポイントをいれ、数日後に家族の皆で伺いました。
少し緊張ぎみにガラスのドアを開け、店の内装をぐるりと見回すと「OHH!!」,声を押し殺しながら口角が少し上がったのがわかりました。シャンデリア、重そうなテーブル、フレンチチックな窓、タイル、壁などなど。面白いようにアパルトマンの素材が溢れていました。
代表の大浦さん、コーディネーターの長谷川さんと挨拶を交わし、隔週での細かな打ち合わせから完成までの流れをお話いただきました。店の雰囲気を感じながら、「たぶんここにお願いするのかな」と思いながら店を出たのを覚えています。
今思えば、まだこの時点では特殊な建物を造り慣れている業者は限られていると実感しました。アパルトマンと称した完成品を見てどこがアパルトマンかまるで分かってない業者もありましたし、たとえ工務店に資料を持ち込んで一から十まで説明しながら建てても納得できる家になるとは思えません。
『プレゼン』ではコラージュされたイメージ写真、手描きの内外のイラストには家族の皆が声を上げる程のインパクトがありました。
とっておきの話をしたいと思います。
提案された設計では予算の関係上、既製品のものが多く使われていましたが、時間が経つにつれ妻と私はしだいにオリジナリティを求めるようになりました。
家の顔である門扉や玄関ドアやキャノピーなどは自分のデザインで作れるなら作ってみたいと思ったのと同時に、それを制作してくれる工房(加成幸男氏)を見つけ出しネイチャー・デコールの店舗に連れていったのです。
大浦さんはあっさりと時間を割いて話を聞いてくれました。
加成さんが用意したファイルを見ては「いいねー!」を連発してくれました。
わかった事は、この人はこの様に臨機応変に飛び込んできたスペシャリストを受け入れる事により最高の物を作り出そうとしているのかもしれません。
いわゆるネイチャー・デコールの『スペシャリスト集団』ですね。
今更ですが、大浦さん程の実績のある人に対して大変な無茶振りしたとおもっています。
最近のネイチャー・デコールは大変忙しいようです。
そのせいか大浦さんのキャパシティをオーバーしている感じは否めません。
でも、私のようにお家にこだわりのある方はネイチャー・デコールでじっくりと話を聞いてもらったらどうでしょうか。
私達は、時間は掛かりましたが『いい家』を手に入れたと思います。
最後に、工事を担当して頂いたサイトー技建の斉藤社長、監督の榎本さん、ネイチャー・デコールの代表大浦さん、コーディネーターの長谷川さん、ほかにご尽力頂いた皆さん、無事に事故もなく完成して頂きありがとうございました。
それは一枚の折り込み広告から始まりました。
毎土曜日の新聞に入ってくる不動産の広告。
その広告に以前から興味のあった土地が売りにだされていたのです。
「今の住まいを売却すればなんとかなる」半分衝動的に購入の契約を結びました。もちろん子供達も全員納得のうえです。
土地を買ったからには一刻も早く家を建てなければと焦りだしました。
『パリのアパルトマン』むかし旅行で行ったパリ。『パリ』という魅力もさることながら百年二百年以上経っても今なお使われている歴史的建造物やオスマン様式の建造物群。
「こんな家に住みたい!」と前から憧れていましたので、今度の家はアパルトマンの要素を取り入れた家にしようと思いました。
まずは漠然としている『アパルトマン』なるものの情報を本やネットで内外から見た要素をたくさん書き出してみました。
間もなく、私と妻なりのイメージが出来上がりました。
縦長の規則的に並んだオシロバトンの窓、石を積んだ様な壁、鉄を使った門扉やキャノピーや花台、緑に囲まれた小さな庭、白い漆喰の壁や天井、ヘリンボーンの床、やわらかな日差しの差し込む明るい部屋。
あとは実行してくれる業者を探すところまで来ました。
色々ありましたが、インターネットで『アパルトマン』→『画像』→『良いと思った画像』→『業者』こんな感じでネイチャー・デコールさんと巡り合いました。
さっそくアポイントをいれ、数日後に家族の皆で伺いました。
少し緊張ぎみにガラスのドアを開け、店の内装をぐるりと見回すと「OHH!!」,声を押し殺しながら口角が少し上がったのがわかりました。シャンデリア、重そうなテーブル、フレンチチックな窓、タイル、壁などなど。面白いようにアパルトマンの素材が溢れていました。
代表の大浦さん、コーディネーターの長谷川さんと挨拶を交わし、隔週での細かな打ち合わせから完成までの流れをお話いただきました。店の雰囲気を感じながら、「たぶんここにお願いするのかな」と思いながら店を出たのを覚えています。
今思えば、まだこの時点では特殊な建物を造り慣れている業者は限られていると実感しました。アパルトマンと称した完成品を見てどこがアパルトマンかまるで分かってない業者もありましたし、たとえ工務店に資料を持ち込んで一から十まで説明しながら建てても納得できる家になるとは思えません。
『プレゼン』ではコラージュされたイメージ写真、手描きの内外のイラストには家族の皆が声を上げる程のインパクトがありました。
とっておきの話をしたいと思います。
提案された設計では予算の関係上、既製品のものが多く使われていましたが、時間が経つにつれ妻と私はしだいにオリジナリティを求めるようになりました。
家の顔である門扉や玄関ドアやキャノピーなどは自分のデザインで作れるなら作ってみたいと思ったのと同時に、それを制作してくれる工房(加成幸男氏)を見つけ出しネイチャー・デコールの店舗に連れていったのです。
大浦さんはあっさりと時間を割いて話を聞いてくれました。
加成さんが用意したファイルを見ては「いいねー!」を連発してくれました。
わかった事は、この人はこの様に臨機応変に飛び込んできたスペシャリストを受け入れる事により最高の物を作り出そうとしているのかもしれません。
いわゆるネイチャー・デコールの『スペシャリスト集団』ですね。
今更ですが、大浦さん程の実績のある人に対して大変な無茶振りしたとおもっています。
最近のネイチャー・デコールは大変忙しいようです。
そのせいか大浦さんのキャパシティをオーバーしている感じは否めません。
でも、私のようにお家にこだわりのある方はネイチャー・デコールでじっくりと話を聞いてもらったらどうでしょうか。
私達は、時間は掛かりましたが『いい家』を手に入れたと思います。
最後に、工事を担当して頂いたサイトー技建の斉藤社長、監督の榎本さん、ネイチャー・デコールの代表大浦さん、コーディネーターの長谷川さん、ほかにご尽力頂いた皆さん、無事に事故もなく完成して頂きありがとうございました。