店舗併用二世帯住宅
南青山、骨董通りの裏手に建築したこの建物は、地下一階と一階部分をテナントスペースとして、二階と三階を二世帯住宅として計画されました。ハイブランドショップが連なる都会の喧騒を忘れてしまいそうな、壁面緑化による緑溢れるテナントファサード、そして屋上にはペントハウスと屋上ガーデンスペース。
緑のボリューム感と有機的な質感による表情で、街に異質なオーラを醸し出している建物です。
70代の親世帯と40代の子世帯の幅広い生活様式とデザインの指向性を限られた空間の中にすべてモーラされています。
サンタフェをイメージした親世帯のエントランスから白いコロニアルシックのリビングダイニング、階を一層上がり子世帯の住居部分は、モロッコテイストからナチュラルモダンそしてリゾートスタイルのリビングと、まさに各部屋ごとに色々な国を旅しているような多彩なインテリア空間。世代を超えて自分たちそれぞれの「好き」を凝縮してしまったような楽しい住まいになりました。