2019年4月11日

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「インダストリアルなディテールで」

01.アイアン01.エージング・ペインティング01.ドア04.ブルックリンスタイル(ニューヨークスタイル)04.ロフト&SOHOスタイル20.『ロフトスタイルの家・2019』

 

みなさん こんにちは

ネイチャーデコールの大浦比呂志です。

 

先日引き渡した「ロフトスタイルの家・2019」

引き続き、アイアン廻りのエレメントについて紹介します。

この家は、家のテーマに沿って無機質な質感やアイアン

などの素材感でインダストリアルな表情で構成されています。

 

 

 

 

エントランスの門扉はオリジナルデザインの製作品。

スチールの丸パイプを主材にフラットバーと組み合わせています。

ディテールは口径をフラットバーの接合部分で太く切り替え、

横桟のフラットバーに貫通させています。

鍵部分もオリジナルで製作。

仕上げは、スチールの部材を亜鉛ドブ付け塗装で、

あえて無骨な表情に。

 

 

 

 

 

外の門扉まわりの照明やインターフォンプレートも、

黒で仕上げてある既製品を亜鉛風ペイントでエージング。

パナソニックの名前も自然に消しています。

ここは、門扉と合わせて、統一感をもたせています。

 

 

 

 

 

 

玄関の顔、本当に良い表情で出来上がりました。

玄関ドアも、門扉と同様でオリジナルデザインの製作品。

このドアはかなりの重量があったので、構造の柱脇に

鉄骨の柱をだかせて、そこから溶接で鉄筋を出しドアの枠を

溶接止めして躯体と一体化して強度をとりました。

大きな3枚の丁盤でドアを吊り

枠・ドア本体をスチールでセットで作り組み込んでます。

 

窓もないハードなリベットを打ち込んだいかにも倉庫の様な

無骨なドア、大きなノッカーが印象的です。

ドアハンドルもシンプルながら接合部分の裏と表で

ディテールを変えています。

ノッカーもハンドルもすべて製作品です。

 

 

 

 

室内のスイッチやコンセントも工場のように、

スチールの露出配管で納め、配管自体もエージング塗装で

亜鉛びきの様に素材感を出して仕上げています。

 

 

オリジナルデザインの製作品と合わせて、

既製品にひと手間加えてみたり、

ちょっとした気使いでディテールを納めていくことで、

空間にリアリティを生み出します。

 

 

大浦比呂志(ネイチャーデコール主宰)