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「ただいま、現場です!」

00.現場20.『街で人気のパン屋さん』20.『本と猫のいる暮らし』

 

みなさん こんにちは

ネイチャー・デコールの大浦比呂志です。

 

それにしても毎日毎日猛暑でうだるような暑さですね〜

皆さん、くれぐれも熱中症対策には気をつけてください。天気予報によるとこの暑さも今週いっぱいらしく、一日でも早く優しい季節になって欲しいですね。

 

そんな中、今日は午後から着工を迎えた現場と上棟式の掛け持ちで現場周りをして来ました。

 

「街で人気のパン屋さん」シリーズでおなじみの、さいたま・川口発のデイジイさん

今度の出店は東京メトロ丸ノ内線西新宿駅徒歩4分に位置し、地上24階、地下2階の青梅街道に面する1階の路面店舗です。

 

ファサードはこんな感じで、いわゆる西新宿の高層ビル特有の面構え

 

 

10月上旬のショップオープンに向けて、今日からいよいよ内装工事のスタートとなりました。

店舗工事は本当に時間との戦いで、家創りのタイムスケジュールに比べ、そのタイトさになかなか着いていくのが大変です。。

 

 

店内のイメージスケッチです。

デイジイさんは、S・I(ショップ・アイデンティティ)を一から提案させていただき、ロゴデザイン、共通マテリアル、ショップイメージカラー、グラフィックデザイン、ファニチャー&ディスプレイ計画と総合的なブランディングをしてきました。今回の西新宿店では、場所柄すこし高級感も演出した作り込みになっています。

 

 

 

 

そして二件目の現場は、以前このブログでも紹介した、

大田区で進行中の「本と猫のいる暮らし」 いよいよ上棟を迎えることが出来ました!

リビング全体が書庫のような設えで、大好きな猫と暮らす家、そんなコンセプトで設計しました。

 

間口が17メートル以上あるので、骨組みを見てもとても大きく存在感がありますね〜

このお宅は、2020年4月から改訂された、ネイチャー・デコール新住宅性能基準に則り、

耐震等級3、高気密高断熱で断熱等級4以上のGクラスを目指す家になります。そのあたりもブログでお話していきますので、引き続きよろしくおねがいします。

 

 

大浦比呂志(ネイチャー・デコール主宰)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「家事動線もオシャレじゃなきゃ!」

05.家事室&ワークスペース06.動線06.家創りのヒント05.ユーティリティ20.『ネイチャー・デコールで建てる二度目の家』

 

みなさん こんにちは

ネイチャー・デコールの大浦比呂志です。

 

今日は家事動線、洗濯周りの動線計画について完成したお宅のプランを見てもらいながら、そのポイントについてお話させていただきます。

ひとくちに洗濯周りの家事動線と言っても、家族構成や共働きか否か、花粉などのアレルギーがあるか否かなどによって、その家族ごとのベストな使い勝手はまちまちですが、比較的好まれる動線の事例として、洗面所(パウダールーム)〜ランドリールーム、そしてバルコニー、ランドリールームの近くにはウォークインクローゼット、この様なゾーン配置がおすすめです。

 

平面図で見るとこんな感じです。

洗面所と脱衣所を分ける、というケースもありますが、多くは洗面所で脱衣して、それを持って隣のランドリールームで洗濯機に入れ、それをバルコニーで干し、取り込んだ洗濯物をランドリールームでたたみ、アイロン掛けをし、クローゼットに仕舞う。この一連の動きを出来るだけスムーズに計画できると家事の合理化が図れます。

 

 

 

◯パウダールームに隣接したランドリールーム

ご夫婦で仕事を持たれ四人家族のこの家では、洗面ボールを二台設けました。朝の忙しい時間帯に一人が洗面所を独占するのを避けて、大きなミラーと二人が並んで朝支度出来るように、大きめでゆったりとしたパウダールームにしました。そしてここが脱衣所も兼ねます。

 

 

 

◯ランドリールーム

家事もおしゃれに楽しくですね。

ランドリールームの入口には可愛いサインをカッティングシートで作り、ランドリールームの壁面は奥様の希望で、ライムグリーンのアクセントカラーでペイント。北側のため暗くなりがちなので、天井からはトップライトで日差しをサンサンと取り込みました。とても気分があがるランドリールームです。

 

 

 

 

ランドリールームの広さは4帖。洗濯機と乾燥機はスウェーデンのASKO社のものをカウンター下にビルトイン。それでもカウンター天板の高さは作業台に適した90センチで納まりました。カウンターの長さは3メートル40センチ。このお宅ではアイロン掛けはせず、すべてスチームアイロンとのことですので、この天板では洗濯かごを置いて洗うものを仕分けたり、洗濯物をたたむのに使います。また子ども達が翌日の洋服を置いておくのにも使うようです。

ちなみに、スチームアイロンもこのランドリールームに似合いそうな海外の「Jiffy steamer」をセレクトした様です。https://jiffysteamer.com/steamers/jiffy-personal-clothing-steamer-j2000.html

天井には固定式のアイアンのハンガーガーを二本用意しました。それぞれ長さが2メートル70センチあるので、雨の日の室内干しや花粉の時期などで大活躍です。

バルコニーへのドアは通風できるジャロジー式にしていますので、作業台前の引違い窓を開けると、風の流れもバッチリです!ランドリールームには換気扇は必要ですが、なんといっても自然な風の通り道を設けることで室内干しの洗濯物がよく乾きます。

 

 

 

◯ランドリールーム〜バルコニー(物干し)

カウンターの隅にはスロップシンクを付けました。スロップとは泥水のことで、お子様の汚れた運動靴やちょっとした汚れ物、水に付け置きしたりする時にあると便利ですよ。そしてこのシンク周りに、抽斗や扉を付けた収納をまとめて、洗剤や洗濯バサミ、ハンガー類など洗濯時に必要なものをすべて収納できるようにしました。

このドアを開けると、物干し用のサービスバルコニーになります。

 

 

 

 

◯ランドリールーム〜ウォークインクローゼット

 

ランドリールームの光がWICにも差し込み、暗く籠もりがちなクローゼットに採光と通風を取り込みました。これは工事中、奥様からの要望によるものです。確かに収納量を多少犠牲にしても、この窓の追加設置は有効的でした。カウンターでたたみあげた洗濯物を振り返るとすぐにクローゼットがあり、仕舞えるというのはとても便利です。

 

このお宅では、スマートスピーカーを置いて音楽を聴き、飾り棚には自分の好きなものをディスプレーし、ハンガーは同じもので揃え、ちょっとした掃除用のハンディクリーナーも見た目重視で選んだり、生活感が出てもなるべくおしゃれをキープ出来るようにしているとのことです。

 

合理的で使いやすい家事動線も大切ですが、やはりネイチャー・デコールの家、

生活感が出ないようなおしゃれな演出、というのが欠かせませんね!

 

 

大浦比呂志(ネイチャー・デコール主宰)

 

 

 

 

 

 

「サンルーム色々・NDオーナーさんのセンスが凄い!」

06.家創りのヒント09.NDオーナーのライフスタイル05.サンルーム03.ボタニカルライフ

 

みなさん こんにちは

ネイチャー・デコールの大浦比呂志です。

 

いままで、色々な用途や条件でサンルームを手掛けてきましたが、

どのサンルームの事例を見ても、NDオーナーさんのセンスが凄い!

そして、おうち愛に溢れ、暮らしを楽しまれている様子が画像からも伝わってきます。今回はそんなサンルームの事例を抜粋して紹介します。

 

 

 

◯猫ちゃん対策も考慮したグリーンルーム

好きなグリーンと猫ちゃんも寛げるスペースということで、吐き出しテラスサッシの室内側に細かい縦ルーバーの木製建具を組み込むことで、テラスサッシを開け放していてもルーバーから風を取り込むことが出来、猫ちゃんが外に脱出出来ない様に対策しました。インドアグリーンや家具のコーディネートもすべてオーナーさんによるものです。

 

 

 

 

◯大好きなインドアグリーンのためだけの部屋

家創りのテーマが「ボタニカルライフ」、約6帖ほどのスペースはまるでボタニカルショップの様に大好きなインドアグリーンで溢れています。水やり用のガーデンシンク、ハンギング出来るアイアンレール、天井も壁も自由にグリーンをフックでハンギング出来るように板張りに、大好きなインドアグリーンのためだけの専用の部屋です。

 

 

 

 

◯セカンドリビングとしてのサンルーム

リビングに隣接したこのスペースでは、明るい時は外を感じながら食事をしたり、夜にはキャンドルを灯しながら、家族で団らんしたり、ガラスに覆われた自然光が溢れる、第二のリビングやダイニングとして活用されてます。また、ここでは奥様の自宅サロンとして、アロマセラピー教室なども行われていて、開放スペースとしてサロンに来客するお客様に、非日常な心地よい異空間を提供しています。

 

 

 

 

◯中庭をサンルームとして増築

イメージは「MAISONS en French」

家創りの中での大きなテーマの一つに、オーナーが何年もかけて集めてこられた、アンティークの家具や小物、食器などがデザイン的にしっくりと収まる空間にしたいということがあり、フランスの郊外のメゾンをサンルームに再現しました。実用性としては雨の日の物干しスペースとしても活用します。

 

 

 

 

◯ルーフトップガーデンと隣接させたペントハウス

南青山・骨董通りの裏手に都会の喧騒を忘れてしまいそうなルーフトップガーデン、それに隣接させて作られたペントハウスです。ガーデンにはトマトやキュウリ、ナスなど野菜が育てられ、冷蔵庫にはキンキンに冷えたビール。暮らしを楽しむためのアウトドアスペースとして計画されました。

 

 

Withコロナで家創りのあり方や、生活におけるプライオリティが明らかに変わってきています。そして家時間の重要性が取り上げられてきています。「サンルーム」そんな暮らしのヒントになれば良いですね。

 

 

大浦比呂志(ネイチャー・デコール主宰)

 

 

 

 

 

 

「モダンサンタフェの家・2020 上棟!」

00.現場20.『モダンサンタフェの家・2020』

 

みなさん こんにちは

ネイチャー・デコールの大浦比呂志です。

 

8月1日、関東地区梅雨明けと同時に、その日を待っていたかのように、

晴天の中、さいたまの岩槻で「モダンサンタフェの家・2020」の上棟式が行われました。

 

先祖代々受け継がれてきた敷地内にあった古い日本家屋を取り壊して、

約150坪の敷地にお母様とご家族四人で住まわれる家。

ご先祖様に恥じない、素晴らしい家を創り上げたいと思います!

 

 

 

 

作り込まれた和風の庭は手を付けず、借景として生かし、新たなインテリア・デザインの大開口窓からこのように見えてきます。深い軒がある中間ゾーンのポーチがこの家の特徴のひとつです。

 

 

 

今までもネイチャー・デコールの現場を数々手掛けてきてくれた、若手でいま脂の乗ってる「Eくん」が棟梁となり、この家を作り上げてくれます。

 

建物の完了は年末12月を目指し、進めて参ります。

「モダンサンタフェの家・2020」進捗はまたこちらからお知らせします。

 

 

大浦比呂志(ネイチャー・デコール主宰)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「竣工撮影 梅雨の合間にまとめて〜」

11.ネイチャー・デコール12.リノベーション12.店舗併用住宅・いえみせ03.二世帯住宅(多世帯住宅)20.『店舗併用二世帯住宅』20.『MAISONS en French・物語を感じる住まい』

 

みなさん こんにちは

ネイチャー・デコールの大浦比呂志です。

 

ホームページサーバーのリニューアルで、しばらくの間ブログも書くことが出来ませんでした。

そんな梅雨の合間にまとめて竣工撮影が行われました。

今回の家も、またまた見応え満載ですよ〜

 

 

◯はじめのお宅は、南青山・骨董通りの裏手に建築した、「店舗併用二世帯住宅」

 

地下一階と一階部分をテナントスペースとして、二階と三階を二世帯住宅として計画しました。

70代の親世帯と40代の子世帯の幅広い生活様式とデザインの指向性を限られた空間の中にすべてモーラされています。

ハイブランドの連なる都会の喧騒を忘れてしまいそうな壁面緑化によるテナントファサード

有機的な質感と相反したモダンな表情、そして眩しいくらいなバラガンピンク!

街に異質なオーラを醸し出している建物です。

 

 

 

サンタフェをイメージした親世帯のエントランスから白いコロニアルシックのリビングダイニング、

階を一層上がり子世帯の住居部分は、モロッコテイストからナチュラルモダンそしてリゾートスタイルのリビングと、

まさに各部屋ごとに色々な国を旅しているような多彩なインテリア空間。世代を超えて自分たちそれぞれの「好き」を凝縮してしまったような楽しい住まいになりました。

 

 

 

 

 

◯次のお宅は、築年数の浅い戸建て住宅の全面リノベーションです。

 

設計の打ち合わせ中も、工事期間中も、オーナーの拘りとその熱量をビシビシ感じたこのお宅。

撮影に訪れてみると、ものの見事にオーナーの世界観が隅々まで滲み出ていました。まあお家愛が物凄い!ここまで徹底してもらえると、本当にこの家の仕事に携われたことを嬉しく思います。

もともとは、庭であった場所をサンルームにして、狭く自然光が取りづらかったLDに広がりと光を取り込むことが出来ました。このアイデアは大正解!

 

 

イメージは「MAISONS en French」

家創りの中での大きなテーマの一つに、オーナーが何年もかけて集めてこられた、アンティークの家具や小物、食器達がデザイン的にしっくりと収まる空間であること。そのひとつひとつにこだわりと思い出が詰まっていて、単なるものを超えたオーナー自身の物語を感じる住まいになりました。

徹底して「自分の好きな・自分だけの世界」にこだわり抜いた結果、洋書からそのまま飛び出してきたような、まるで日本に居ることを忘れてしまう程の、唯一無二な世界が誕生しました!

 

 

この2邸は、近々ホームページWorksにアップしていきます。

まだまだ、お見せしたいアングルやアイデアが一杯です。

10人居れば10通りの顔があり家のデザインも皆、変わってきます。

ネイチャー・デコールのデザインスタイルの幅を是非御覧ください!

 

大浦比呂志(ネイチャー・デコール主宰)