03.眺望を取り込む

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「習志野で地鎮祭〜湘南エリア現場確認」

00.現場03.眺望を取り込む20.『casa brooklyn』の家20.『三度目の家物語』03.平屋に住みたい20.『コンフォータブル・リゾートの家』

 

習志野市で地鎮祭が行われました。

 

延べ床面積60坪での計画で、2台用ビルトインガレージのある家。

 

このお宅は、ほぼ初期提案のまま設計を固めていくことが出来、

妥協すること無く、こちらのイメージを全面的にくみ取ってもらい進めて来れました。

 

創り上げていくことがいまからとても楽しみでもあります。

 

地鎮祭.1

地鎮祭.2

地鎮祭.3

この敷地に、ネイチャー・デコール流リゾート住宅が出来上がります。

 

完成は2017年の春。またこのブログで進捗をお伝えしていきます!

 

 

 

○今日の現場・1(平塚の平屋の家)

今日は朝から、いま進行中の湘南方面の現場チェックへ

 

まずはじめは、平塚で進行中の平屋の家。

坂.1

ここでは、リビングからもダイニングからも両面から見える暖炉を採用しました。

 

この壁に暖炉が組み込まれ、壁全体をアートワークスの擬石で仕上げていきます。

 

 

 

坂.2

屋根が掛かりながら、一部空が抜けるエントランスポーチ。

このアプローチはなかなか、ダイナミックに表現出来そうです。

 

 

 

坂.3

比較的温暖な気候のエリアではありますが、

住まわれる老夫婦のご希望で、発砲断熱で壁も天井も吹き込まれています。

 

 

 

 

○今日の現場・2(藤沢市片瀬の家)

2件目の現場チェックは、平塚から134号の海沿いを走り、藤沢市片瀬へ。

 

木工時が大分仕上がってきました。

内.1

2階LDからのワイド5300㎜の大開口。

庇の板が貼られ、バルコニーのFRP防水が出来ています。

この庇の高さが程よい寸法感で、とても落ち着きそうです。

 

 

内.2

 

内.3

2階バスルームのFRP防水も3プライで、しっかり施工されてます。

 

 

この2件の現場は、1~2ヶ月ズレくらいでほぼ同時に進んでいるため、

この年末の仕上げ、完成に向けてはかなり慌ただしくなりそうです。

 

 

 

 

 

「ゼロベースからの再スタート」

00.現場03.ウィークエンド・ハウス12.別荘03.海のそばで暮らす03.眺望を取り込む20.『敷地境界線がなんと 海!』

 

敷地境界線がなんと 海!

三浦半島の先端、油壺ビーチハウスプロジェクトが、
規制や諸々な諸条件の見直しにより基本デザインが
ゼロベースからの再スタートとなり、
地鎮祭から約1年3ヶ月経過したのち、
ようやく先日現場がはじまりました。

あぶら.2
あぶら.1

地鎮祭を済ませてからのゼロベースの設計見直し、、
こんなケースは今回初めてですが、
オーナーさんにも多大なご迷惑をお掛けしながらも、
寛大なるご理解をいただき、
仕切直しのチャンスをいただけました。

そうとなれば、前回のデザインを超える、
それ以上のものを提供出来なければ、意味がありません。

コンセプトも建築形状も間取りも全て再考し、
この恵まれた敷地を最大限に生かし、
パワーアップしたものが、これです!

あぶら.3 
海側から見たイメージ
海にせり出すウッドデッキが建物全体にまわってきます。

あぶら.4
地階にあるリビングスペースは、
間口6.5メートルの引き込みサッシが
デッキへと広がり、そのまま海に繋がっていきます。

リビングスペースを中心に、
右にボートハウス、左にバーラウンジを配置。
このボートハウスからボートを出し、
停泊してる自分のヨットまで漕いでいきます。


あぶら.5鳥観で見た、海側からの全景。


あぶら.7海とは反対側のエントランス方向からのイメージ。
こちらの面は、窓を無くし無表情なファサードデザインに。
重なるキュービックな白い箱に、
突き刺さるようなガラスで覆われた部分が
エントランスホールになります。



今回は、若手建築家チームのKiki ARCHiさんと
ネイチャー・デコールとのはじめてのコラボレーション
によるデザイン&設計案件です。
総合窓口.ディレクションはネイチャー・デコール監修のもと、
いつもとはひと味違う建築的な切り口とエッジの効いた空間構成を
若いパワーと新しい発想でKiki ARCHiさんに担当してもらいました。

こういったコラボレーションって面白いですよね~。
新しい発見、そしてプランを構築していく上での、
プライオリティの違いなど、お互いの強みを生かした、
かなりデザイン性の高いものが生まれそうです。

楽しむためのビーチハウス 完成は2017春予定
また、こちらのブログで進捗をお知らせします。


「上棟式でのオーナーのお言葉」

00.現場09.NDオーナーのライフスタイル03.眺望を取り込む20.『casa brooklyn』の家

 

先日、猛暑の中「藤沢市片瀬の家」の上棟式が行われました。

二階からの眺望もようやく骨組みが出来たところで、そのバルコニー部分に登ってみると、やはり想像通りの眺望が開けていて、このLDKでの生活を考えると今からワクワクしてしまいます。

 

この家のオーナーさんは、若くして実は今回の家が三軒目になります。

前回も、注文住宅で設計を入れながら建てたのですが、いまひとつ自分たちが思い描く家ではなかったようで、今回その三軒目の家創りに向けて、お声かけいただきました。

その上棟式の時のオーナーさんのお言葉が、とても嬉しく心に響くものでした。

 

もう12年以上前から、「大浦比呂志」という名前は知っていて、今までも家を建てるときは色々と私共の事例を見ていただいていたり、実際に参考にもしていただいていたようでしたが、直接にはお声かけするまでには至らなかった様です。それが今回三度目の家創りの時に、ようやくご縁をいただいたことについて、お話しされました。

 

こんな時、本当に長い間コツコツとこの仕事に携わってきて良かったな〜と心から思います。

 

実は今月の末にも、三軒目の家作りを私に託してくれたオーナーさんの上棟式が控えております。

この家にも色々なドラマがありました。

 

三軒目の家であっても、はじめての家創りであっても、こちらのスタンスは変わらずしっかりとした、満足の家を創り上げていくだけですが、

ピリッと心が引き締まる思いではあります。

上棟1
上棟2
上棟3
上棟4
上棟5

 

「楽しい妄想、、、」

06.家創りのヒント07.窓05.ベランダ・テラス09.想うこと03.眺望を取り込む20.『casa brooklyn』の家

今、設計進行中の「藤沢市片瀬の家」。

この家の魅力はなんといっても、
片瀬の高台から見下ろす眺望!
遠くに相模湾、そして天気の良い日には
富士山も見れる、抜けの良いロケーションです。
その眺望をどう取り込むかが、
このお家を生かす、一番の「肝」となってきます。
となると、やはりLDKは二階にもってくる、というところを大前提に、ここの設計はスタート。
そして二階のLDKからこの景色をどう取り込むかを、いろいろシュミレーションして、
外のデッキに繋がる開口部の提案がはじまりました。
一案目
これは初回の提案です。
ビルトインされた暖炉を中心に、
リビングゾーンからもダイニングゾーンからも、wide2400ミリ程度の大きな引き違いサッシでデッキと繋げていく、という案。
一階から上がってくると、まずは中央の暖炉でインパクトを与え、そして外の眺望へと目を向けていく。
そんな、ワンクッションおいて、外を感じさせるプランです。
二案目
このプランでは、ビルトイン暖炉をダイニングテーブルの真芯にまるで「絵」の様に見える高さに移動し、その分デッキへの開口をwide3300ミリとひとつの大開口にまとめていく、という案
外と繋がる間口が3メートル以上もある、
というのが、初回の提案より開放感がアップすること間違いありません。
ただここで注意しなければならないのが、
その3メートル以上の開口にどんな窓を取り込むか?ということ。



     開閉時



    閉じた状態
これは過去のネイチャー・デコールの事例
一般的な提案では、この事例の様な
アルミ折れ戸を使うことが多いもの。
ただしこのアルミ折れ戸、開放した時は
良いのですが、閉じている時はどうしても、サッシのフレームが細かくて、ピクチャーウインドの様には、ガラス越しにスッキリと外を見ることが出来ません。
実用面やコスト面と言った総合的な部分で、ネイチャー・デコールの過去の事例でも大きな開口を設けたい場合、ほぼこのアルミ折れ戸を採用してきました。
今回の「藤沢市 片瀬の家」では、
開けた時の開放感はもちろんのこと、閉めている時でも、外との一体感を感じていたい、ということと、その眺望を最大限に生かし切るために決めた場所でもあります。
ここが一番の「肝」なんです!
そこで、通常のアルミ折れ戸の何倍もの費用は掛かってしまうのですが、
どんな大きな間口でも開放出来、尚且つ
大きなガラス面の窓が可能、という特殊な窓を採用することとなりました。
三案目
そこで、ようやくこの3案目のプランに落ち着きました!
欲張らずに暖炉は別の位置に移動。
その分、なんと5メートル以上の大開口を
手に入れることが可能になりました。
想像してみてください。
間口5メートルの大開口が大きなデッキと
繋がり、その先には相模湾に開かれた抜けの良い眺望!
外も中も無く、ひとつながりになる。
こんな贅沢って無いですよね^_^
ようやく、この眺望を生かし切る計画が整いました!
本当にここに落ち着くまでは、
歩いていても、お風呂に入っていても、
ごはんを食べていても、そればっかり考えていて、もうほとんど病気のよう、、
いつもいつも頭の中で妄想している。
これって「職業病」なんですね~
でも、それがなんか腑に落ちた時って、
栓が抜けたように、スッキリ。。
そんな感じで、毎回毎回いつも妄想しちゃってます。
うちの奥さんには、よく、人の話を聞いていない、、なんて言われてますが (笑)
ごめんなさい、そんな時はいつものように、妄想中です。。

「この眺望をどう取り込むか」

05.玄関・アプローチ00.現場03.二世帯住宅(多世帯住宅)03.眺望を取り込む20.『藤沢の二世帯住宅』20.『casa brooklyn』の家

来年からデザインに着手するこの土地は、

完成間際の「藤沢 鵠沼の二世帯住宅」
から、車で10分程度のところ。
片瀬の高台立地で、遠くに海が見え、
抜け感のある、眺望に恵まれたロケーション。
古家の解体が終わり、現地確認に足を運ぶと、青空の下、富士山が真正面に見えていました。
流石にこの眺望は、あがります!
室内空間から、またガーデンスペースから、この景色をどう切り取るかが、
デザインのポイントになりそうです。
そして、「藤沢 鵠沼の二世帯住宅」
の進捗状況のチェック。
外の足場が外され、重厚感のある、
古材の製作玄関ドアが取り付いています。
アクセントウォール  そして、
吹抜けの開放的な玄関ホールから、
浮遊感のあるランダムライトが吊り下げられてます。
親世帯のLDKには、迫力のラバーストーンが一面貼られてます。
二階は子世帯。
天井高さ2800の高天井はやはり気持ちも良い!
この高さの設定は正解でした。
キッチンキャビネットは全て「白」のピアノ塗装で、まだあと2~3行程、バフ掛けを繰り返し、仕上げていきます。
完成に向けて、着々と進んでおります。