02.床材・モールテックス

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「引渡しまであと僅か、、」

00.現場02.床材・モールテックス20.「サファリスタイルの家」

 

「サファリスタイルの家」引渡しまであと僅かになってきました。

この家は、何度かブログの中でもで手すりやパーテーションへの流木の活用、

その製作風景をお知らせしてきましたが、

内装が仕上がってくるとこんなイメージになります。

 

五十嵐.1

 

五十嵐.2

流木の柔らかいラインを引き立たせるためにも、床・壁・天井といった大きな面は

あまり手跡を残すよりも、スッキリとモダンに見せていく様にしました。

例えば、壁 いつもはオフホワイトの柔らかい色調に対して、今回は「白」。

そして鏝を動かすテクスチャーを無くし、フラットに鏝抑えしています。

これで印象がやさしいナチュラルなものから、モダンに表現されました。

 

 

 

 

五十嵐.3

 

五十嵐.4

 

壁画.1

壁画.2

壁画

 

巾3.5メートル 高さ3メートルのアクセントウォールには、グレーをベースに「黒」で

アフリカの民俗調テキスタイルからデザインをおこした、アフリカンウォールが描かれます。

現在製作真っ最中。模ってきた絵柄を現場で直接描いていきます。

 

 
五十嵐.6

五十嵐.7

床やキッチンなど大きな面で使用しているモールテックス。

今回はアフリカの大地をイメージした茶褐色よりのグレーで仕上げています。

白壁との組みあわせがとてもモダンアフリカンな印象になってます。

 

このテイスト、はじめての試みでもありますが、

個人的にはかなり気に入っております!

 

 

 

 

「アーティスティックな階段」

02.壁材・左官05.階段20.『敷地境界線がなんと 海!』02.モールテックス02.床材・モールテックス

 

アーティスティックな階段が出来上がりました。

「敷地境界線がなんと海!」の家にデザインされたこの階段。

海に面した地階にあるリビングゾーンにアクセスします。

階段はシンプルな直線の一本階段。

 

階段.1

 

 

 

 

 

階段.2

 

階段.3

階段の素材を途中から切り替え、地階の床の仕上げと同化させるために

「モールテックス」で一体化しています。

 

 

 

 

階段.4

階段の照明は下から浮かび上がる間接照明で誘導。

 

 

 

階段.5

シンプルなロートアイアンの手すり。

 

 

 

階段.6

 

階段.7

 

階段.9

 

階段の吹き抜けを横断するガラス床、手すりも強化ガラスで。

この、ガラス床を渡るとダイニングゾーン。

下からの間接照明と、天井の間接照明の浮遊感、

照明による演出効果で気持ちが上がります。

 

 

 

 

 

階段.8

一番のポイントはこの圧倒的な素材感の「地層壁」

立ち上がり5メートル以上にそびえ立つ「地層壁」は圧巻!

この家を印象付けるメインマテリアルとなっています。

 

またひとつ、特徴的な階段がデザインされました。

 

 

 

 

 

 

「モールテックスで仕上げたパウダールーム」

05.パウダールーム02.モールテックス02.床材・モールテックス20.『コンフォータブル・リゾートの家』

 

そろそろ引き渡し間際の千葉県、習志野市で進めているお家。

この家のパウダールームは「モールテックス」を随所に使用しています。

このブログでも、「モールテックス」の利点は何度かお話ししていますが、

その独特な風合いが、今とてもお気に入りのマテリアルのひとつです。

 

 

モール.1

階段吹き抜けの地層壁のドアを開けて、2階にあるパウダールームへ。

 

 

 

モール.2

パウダールームの天板、それに繋がる壁、そして床の一部が「モールテックス」の

仕上げで統一されています。

そして隣のバスルームも、「モールテックス」の壁、チーク材の天井で、

トーメーガラスを通してパウダールームと同一素材で繋がっています。

 

 

 

 

 

モール.3

「モールテックス」の天板に白で染色された古材の太いミラーフレームが

よく似合ってますね。

 

 

 

 

モール.4

壁部分の「モールテックス」

水廻りに特に強い素材なので、パウダールームやバスルームの壁には最適。

この独特なムラ感が何とも言えず、良い風合いです。

 

 

 

 

モール.5

壁から少し床まで折り返し使用し、それに合わせて床には柄タイルを貼ってます。

 

 

 

 

モール.6

 

モール.7

トイレの手洗い部分にも「モールテックス」を使用。

デコラティブなミラーフレームと良い感じにマッチング!

 

 

 

 

モール.8

トイレの中にはこんな可愛い表示プレートも(笑)

 

このように様々な素材とマッチング出来るのも、「モールテックス」の魅力です。

 

 

 

 

「色々な場所で活躍してます!」

02.左官20.『ボタニカル・ライフ』02.モールテックス02.床材・モールテックス

 

最近お気に入りの万能マテリアルの「モールテックス」

 

デザインコンクリートの塗り床は、海外の住宅事例では以前からよく目にする材料で、

まだ日本には上陸して久しいのですが、店舗などを中心に最近では住宅などでの

施工事例でも使われ出しています。

ただ、まだまだ一般住宅の床として使用してる例は少ないようです。

 

その「モールテックス」を今回完成した家では、色々な場所で使用しました。

 

 

1. リビングの床や階段に使用

モール.1

 

モール.2

 

モール.3

このお宅では、玄関前のアプローチ〜玄関ホール、そしてリビングルーム〜階段と

シームレスで使用しています。リビングの床では床暖房も敷設。

クラックが出るモルタルと比べて薄い塗り厚でも、割れが出ないのが最大の魅力かも

しれません。クラックを逃がすための化粧目地も入れる必要が無いので、

空間の一体化が視覚的に図れます。

写真からは分かり難いですが、これはSAND LIGHTというカラーです。

 

 

 

 

 

2. プランター台の棚に使用

モール.4

 

モール.5

これは、床と色を変えてグレー系のモールテックスで仕上げてます。

プランター台の棚として、ここにはグリーンが陳列されます。

防水性が良いので、直接水やりして水がかかってしまっても問題ありません。

 

 

 

 

 

3. 玄関脇のベンチとして使用

モール.6

 

モール.7

床にも使用できる強度、耐久性があるので、ベンチなどの使用でも大丈夫。

床と同じ色・表情で玄関脇の靴を履いたり、ちょっと荷物を置いておけるようにと

ベンチを作りました。

ベンチには100㎜という厚みを持たせ、なかなかの存在感が出ています。

 

 

 

 

 

モール.8

大きな床面においては、トップコートの保護材によって汚れ防止加工をしていますので、

神経質に汚れを気にせず、ガシガシ使えるのがノンストレスです。

 

僕が一番好きなのは、このニュアンス。

飽きの来ない、独特な表情と質感はどんなインテリアにもマッチしますね。

 

 

 

 

 

 

 

「最近お気に入りの素材」

02.左官12.リノベーション20.『ジュエリーデザイナーの家』02.モールテックス02.床材・モールテックス

 

 

 

最近お気に入りの素材を紹介します。

これから施工するネイチャー・デコールの家には色々な場面で登場してくる

今、ちょっとマイブームは素材がこれ!

従来、床などで仕上げていた「モルタル金鏝仕上げ」ですが、これが床のクラックや、

なかなか色加減が難しかったりと、上手に意図通りに仕上げていく事が困難でした。

そんな悩みを解決してくれたのが、このデザインコンクリート「MORTEX」です。

写真.3

写真.2写真.1先日施工したお宅の施工後の「MORTEX」の画像ですが、

この自然なムラ具合がなんとも良い感じ。

下地を選ばず、どのようなものにも食いつきが良く、

1㎜程度の薄塗りを時間を置きながら何工程か繰り返し、サンダーで磨きあげ

最後にワックスを掛け出来上がり。

ワックスはお好みで光沢具合は選べるのですが、ワックスのテカリを加える事で、

より、ムラ感が浮かび上がってくるので、この工程は必要です。

 

最終工程まで入れると、4~5工程掛かりますし、日を置いて養生期間が必要に

なるので、とても手間の掛かる材料ではありますが、この質感は他の素材では

なかなか表現出来ない仕上がり。

 

強度的にもコンクリートの3倍の強度がありながら、柔軟性もあるため、

クラックが出にくく、ジョイントのないシームレスな床の仕上げが出来ます。

 

この素材は、床に限らず、壁や天板、階段などあらゆるところに

仕上げる事が出来、防水性能が高いため、水場での使用も可能です。

 

イマジネーション次第で様々な用途に使えるこの素材。

可能性を感じますね!

まだまだコスト的には高い材料ではありますが、

ただいまマイブームの素材のひとつです。