Don't think. F E E L ! 大浦比呂志の五感で感じる暮らし

ネイチャーデコール主宰 建築デザイナー大浦比呂志のこだわりの世界観を、建築、インテリアの事例やライフスタイルにスポットをあてながら紹介して参ります。

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02.床材・その他一覧

  • 2018/12/09

    「空間の神はディテールに宿る・その2」

    00.現場001.大工の技01.アイアン02.ガラス02.古材02.床材・その他08.アート&ディスプレイ20.『ミシュラン2スター・鮨の名店』

     

    皆さん こんにちは

    ネイチャーデコールの大浦比呂志です。

     

    「空間の神はディテールに宿る・その2」として、

    この夏から手掛けてきたショップデザインの中のエレメント集。

     

    先日に引き続き、

    空間の中の細部に魂として宿っていく、作り手の手から生まれたモノや表現。

    そんな空間のエレメント、アートワークスの一部を

    製作中の風景〜完成し納まっている様子お見せします。

     

     

     

     

    ○ 古材のランダムパッチワーク&レジンフィニッシュのカウンター

    空間.5-3

     

    空間.5

    空間.5-2

    長さも巾も厚みも違う荒削りな古材、

    色味や傷具合の表情も違うものを、感覚的にバランスを見ながら並べていき、

    ベースとなる古材のパッチワークを決めていきます、どこをとっても人任せには出来ない所。

    それだけでも充分なオリジナル感はあるのですが、今回はその上から「レジン」(合成樹脂)

    で仕上げるという手法。ベースの古材に段差があるので厚い部分では10㎜近く肉厚にレジンを

    乗せていく。レジンを通して古材を見ていくような独特な仕上げ感と質感。

    このレジンの作業は工場で何工程にもおよぶ肉付けを行い、

    更に磨きあげ、最終フィニッシュは現場に納品後、ジョイント部分や磨き出しを行うという

    相当な手間の掛かるもの。

    完全に硬化するまでは時間を要するので、非常にデリケートな仕上げではあるが、

    出来上がりは唯一無二のものであり、今後色々な可能性を感じる素材である。

     

     

     

     

     

     

     

    ○ オリジナルアイアンワークのモノ達

    空間.7

    空間.7-2

    空間.7-3

    空間.7-4

    空間.7-5

    空間.7-6

    手すりや真鍮のハンガー、ファサードやドアなど、この空間には多くのアイアンワークが

    活躍しています。木と違って有機的な動きを出していくことが出来るアイアンは、

    ある程度の全体のイメージや、やりたい方向性を作り手にお伝えし、あとはお任せする。

    作り手の力量がわかっていれば、この部分は細かな口を出さない、それが一番。

    鉄や真鍮の錆の度合いやタイミングもやはり鉄をあつかい慣れてるプロに委ねるのが

    間違いないと思った。

    鉄って、冷たいイメージだったけど、柔軟で色々な表情を見せてくれて、

    木と同様にむしろ暖かく感じた。

     

     

     

     

     

     

     

    ○ モダン床の間の設え

    空間.8

    空間.6-2

     

    空間.8-3

    茶室の佇まいの侘びさび壁に「モダンな床の間の設え」を。

    ハレとケ、静と動、煌びやかさと静けさ、

    この空間はそんな対極なエレメントをぶつけながら構成。

    侘びさび壁の「静」の表情とは相反した煌びやかな「動」の表現として、

    キラキラとして真っ黒で白い斑がくっきりした、スペイン産大理石「ネロマルキーナ」

    金沢の純金箔をエージングした建具、そして一本の桧の床柱を立てることで、

    モダンな床の間と設えました。

    そして本来、床の間に生ける花を、天井から吊り下げることで立体生け花と見立てています。

     

     

     

     

     

     

     

    ○ 様々な木の表情

    空間.10

    ウォールナット材亀甲彫りのカウンター

     

     

     

    空間.10-2

    古材ハンドヒューン仕上げのハンガードア

     

     

     

    空間.10-3

    バンブークラッシック フローリング

     

    様々な木の表情が、空間に優しさと落ち着きを与えてくれます。

    鉄の素材とも左官の質感とも調和してくれる「木」

    空間を繋ぎとめてくれる、「かすがい」の様な役割を果たしながらも、

    しっかりその存在感を表してくれています。

     

     

     

     

    いかがですか?

    前回から二度にわたって、ガラス・アイアン・木工・ペイント・工芸など

    様々なアーティストの共演とセッションを紹介して参りました。

     

    デザインや設計の仕事をしていると、ついつい、いつもやっているあんぱいな

    パターンワークに陥りがちですが、

    まだまだ新しい創作やアーティストとの関わりにより新しい発見があります。

    発想は柔軟に、そしてそれを具現化するために製作過程に積極的に関わり、

    デザイナーも作り手もひとつのチームとして、

    ワクワクとしたモノ作りが出来たら、その熱や想いが必ずや空間に宿り、

    命を吹き込むことが出来ると、確信しています。

     

    空間作りの可能性、本当に楽しみですね!

     

     

     

    大浦比呂志(ネイチャーデコール主宰)

     

     

     

     

     

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  • 2016/09/15

    「好きなモノはガレージに一杯!」

    02.ブリック02.古材02.壁材・板貼02.床材・その他04.ロフト&SOHOスタイル05.ガレージ07.パーツその他

     

    「ビルトインガレージ」憧れる響きですよね〜

    そんな中に、自分の好きなモノを沢山詰め込んで、、、

    子供の頃の秘密基地ではないけど、大人になってもいつもそんな事を考えています。

     

    今回は、自分だけの趣味のガレージを実現した事例の紹介です。

     

    ガレ.1

    ガレ.2

    ガレ.3

    六年ほど前に竣工したお宅の事例ですが、このガレージには車は入れないようです。

     

    設計段階から、主にバイクを仕舞えるスペースを、、ということで進めて参りました。

     

    ガレージドアはウッドパネルの木製ドアを採用。

     

    このガレージは、そのまま玄関に繋がっています。

     

     

     

     

     

    ガレ.4

    ガレ.5

    サーフィン、スノーボード、バイク、アウトドア好きなオーナーの趣味に溢れた空間。

     

    サーフコーナーには、グッズを水洗い出来るシンクやワックスが掛けれる台。

    そしてボードも複数並べられるようにラックも一緒に作りました。

     

    壁面には一面に足場板を使い、男臭いガレージ感を出しています。

     

     

     

     

    ガレ.6

    床材は、木に見えて木でない。木を型どりした

    「スタンプコンクリート」を採用。

    これなら、傷も付かず重量物にもしっかり耐えられます。

     

     

     

     

     

    ガレ.7

    露出配管にアメリカンスイッチ。

    白ブリックにはこんな、ロフト&SOHOのイメージが合いますね。

     

     

    男は、いくつになっても、こんな秘密基地のような

    子供の頃の夢を追い求めているものなんです。

     

     

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  • 2015/08/31

    「和を感じる浴室回り」

    00.現場02.床材・その他02.石04.和モダンスタイル05.バスルーム05.パウダールーム12.リノベーション20.『八ヶ岳山荘』

    最近バス回りの提案で増えてきているのが、「和」を感じる浴室回り。

    やはり日本人ですね~ 「和」を感じるお風呂は癒されるものです。

    特にひのきの香りを楽しみながらのバスタイム、これは良いものです!

    今回は、先日お引き渡しをした、八ヶ岳山荘での事例を紹介します。

    JPG

    JPG
    静かな別荘地の中のこの家は、お風呂もこのように温泉旅館の様。

    W.1300 H.1500の引き込みサッシュを開口すると、
    大きく外と繋がり、まるで露天風呂の様でもあります。

    奥行きを持たせた出窓に設えた開口部からは緑が溢れています。

    JPG

    壁はひのきではじめのうちは塗装をせず、数年間はひのきの香りを楽しみ、
    水染みが気になり出した頃に、色と塗膜をつけることにしました。

    床と浴槽には、十和田石を使ってます。
    十和田石の特性は以前にもこのブログで紹介しましたが、
    やはりなんといっても、滑りにくく、足の裏にきゅっと吸い付くような足触りでしょう。
    それを浴槽の中まで貼り込んでいるのが、とても贅沢な印象を与えます。

    透明のテンパライトガラスで洗面所と繋がってきます。

    JPG
    JPG

    洗面所も浴室同様、ヒノキの壁に十和田石の床で同じ仕上げになってます。

    今回使用した洗面台のトップは、傷の付きにくい人工大理石で
    「クォーツ人造石」というものを採用。
    それは、どうしても天板に濃いシックな色味を持っていきたかったので、
    傷が目立ちにくい材料は、、と探したところ行き着いたのが
    この「クォーツ人造石」でした。

    極力余計な装飾を排除して、この間接照明と素材感、
    そしてシンプルで上質な衛生陶器でまとめたのがこの洗面スペースです。

    「和を感じる浴室回り」は現在マイブームなので、
    しばらく事例として増えてくる予感です。(笑)

     

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