20.『海外のドラマをヒントに』の家

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「住・職にわたってお手伝い」

00.現場09.NDのオーナーさん20.『海外のドラマをヒントに』の家

 

皆さん こんにちは

ネイチャー・デコールの大浦比呂志です。

 

以前、こちらのブログ → https://www.nature-decor.com/blog/「住職に渡ってお手伝い、、」/

 

でもお話ししましたが、

ご実家の医院を継ぐために実家に戻ることとなり、そのタイミングで親子四世代

が住まう家として2016年2月に大型リノベーションをしたお宅が、

今度は、その医院をリノベーションしたい、ということでまたまたお声かけいただき、

現在その改装工事の真っ最中です。

 

この地で代々営まれてきた医院も老朽化し、それを引き継ぐ事となった娘さんの代で

イメージも新たに再出発。

花と緑に包まれた、外に開いたカフェの様な医院を作りたい、

そんな希望でデザイン計画はスタートしました。

 

 

 

関.1

今回は外にデッキスペースを設けたり、

以前自宅のリノベーションの時はガーデン工事までは出来なかったので、

初期段階からパートナーの軽井沢、ガーデンアンドファニチャーズ長谷川さんにも

参画してもらい季節の花や、植栽も随所に提案してもらってます。

 

 

 

 

 

しかし、長い工事の期間中医院の営業を休むわけにはいかないので、自宅の一角に

仮診療所のスペースをつくり、通常通り診療は行っております。

関.2

裏口から入り、自宅の中庭を入口に。

季節も良いし、なんかいつもと違ってイベント的です。

 

 

 

 

関.3

関.4

リノベーションした自宅の一角も、こんな感じに診察室として

使用されています。

明るいサンルームのある診察室、なんていうのもなかなか良いものですね〜

 

 

 

 

 

関.5

そして、待合コーナーには次の医院のイメージスケッチが貼られていました。

 

地域の人達も、新しくなる医院を楽しみにしているようです。

 

いままで長い間使われてきたサインも、

ロゴデザインから一新し内装も外装もトータルで新しく生まれ変わります。

 

医院の完成は6月の予定で、現在着々と進行中です。

 

 

大浦比呂志(ネイチャー・デコール主宰)

 

 

 

 

「住・職に渡ってお手伝い、、」

09.NDのオーナーさん20.『海外のドラマをヒントに』の家

 

ご実家の医院を継ぐために実家に戻ることとなり、そのタイミングで親子四世代

が住まう家として2016年2月に大型リノベーションをしたお宅、

新しい家に住み始めて1年半が経過したところで、オーナーズボイスを頂きました。

 

関.1

関.2

関.3

 

わんぱくな男の子2人を連れて、ご両親との同居生活。

そして、住まいも仕事場も同じ場所ということで、色々と生活も今までとは

様変わりしたようです。

 

また、今回のオーナーさんご家族との出会いに感謝し、この「オーナーズボイス」

ありがたくいただきます。

 

○オーナーズボイスはこちらから →

https://www.nature-decor.com/works/detail102.html

 

 

 

 

 

関.4

関.5

そして、今度は老朽化してきた、ということでお隣の医院も

リノベーションすることなり、またお声かけいただき視察に行ってきました。

 

住まいも、仕事場も関わる事が出来、本当にありがたいお話しです。

職住に渡って、その方の生活の場をデザインさせていただく、ということは

とても責任重大なことであると同時に、オーナーの好きな世界観が

分かっているからこそ出来る事で、

それは、設計者みょうりに尽きるうれしい話しでもあります。

 

来春頃の新規立ち上げを目指し、まだ先の計画ですが、地域に密着できる

やさしい環境の医院をご提案したいと思います。

 

 

 

インテリアも整い、竣工撮影!

04.シャビーシックスタイル12.リノベーション20.『海外のドラマをヒントに』の家

栃木県、小山市でリノベーションをさせていただいたお宅の、インテリアも整い、
竣工撮影を行いました。
やはり、建築と合わせてトータルでインテリアをプラニングしていく事は、とても重要です。せっかくの建築もインテリアがマッチングしていないと台無しになってしまう。
建築だけ終えて、後のインテリアはオーナーさんにお任せ、、では、
空間創りの仕事は中途半端で、建築もインテリアも庭も一貫したコンセプトで行い、
そこに掛ける費用もしっかり予算として、はじめから考えておく事を、
強くオススメしています。

栃木県小山市リノベーション竣工撮影1

竣工撮影となれば、また いつものこの方の登場。
今日は、外観は無くインナーだけの撮影ですが、部屋数も多いので、時間が掛かりました~

栃木県小山市リノベーション竣工撮影2

栃木県小山市リノベーション竣工撮影3

栃木県小山市リノベーション竣工撮影4

栃木県小山市リノベーション竣工撮影5

吹抜けを通しての、二階までの大きな本棚は、綺麗に本が並べられながら、
リビングゾーンのアクセントになってます。

栃木県小山市リノベーション竣工撮影6

栃木県小山市リノベーション竣工撮影7

ゆったりとしたダイニング。
オリジナルの製作テーブル、イスや照明
スタンドライト、カーテンもトータルコーディネートしています。

栃木県小山市リノベーション竣工撮影8

栃木県小山市リノベーション竣工撮影9

栃木県小山市リノベーション竣工撮影10

この家は、製作のドアや様々な古材のマテリアルが、空間にスパイスを効かせてます。

栃木県小山市リノベーション竣工撮影11

栃木県小山市リノベーション竣工撮影12

二階のファミリーライブラリー。
本棚に囲まれた出窓ベンチなど、
読書好きの家族のために、そこかしこに本で溢れています。

栃木県小山市リノベーション竣工撮影13

シャビーシックな主寝室。

栃木県小山市リノベーション竣工撮影14

回遊性のあるロフト付きの子供部屋。

栃木県小山市リノベーション竣工撮影15

坪庭をのぞむ、和のテイストなモダンなバスルーム。
家族皆が楽しめる、遊び心のある住まいが出来ました!
詳細は、近々にネイチャー・デコール
ホームページのWORKSで紹介します。

 

「初期の提案から完成するまで。。」

00.現場12.リノベーション20.『海外のドラマをヒントに』の家

栃木県、小山市で進めてきたリノベーションもようやく、昨日施主検査を
終え、お引き渡しとなりました。

今回、オーナーさんから渡されたテーマが、NYを舞台にした海外ドラマ「ホワイトカラー」。
その主人公「ニールの部屋」をイメージして欲しい、というもの。

連想されるイメージとしては、天窓、大きな書棚、そして暖炉を中心に、
落ち着いた色調でどこかNYのスノッブ感漂う感じ、
そんなものをエッセンスに内装デザインしていきました。

ネイチャー・デコールでは、初期提案でオーナーさんへのイメージの伝達方法として
デザインスケッチで魅せていきます。

今回は、初期提案がどのようなかたちで完成に至ったかをを解説させていただきます。

1.ビフォー:初期提案でのリビングイメージ

サンルーム

1.アフター:完成後のリビング
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サンルームを新たに増築して、ここから暗かったリビングに光を取り込みました。
古材を使用しながらもモダンなイメージの暖炉(ガスストーブ)が部屋の中心です。
そして、天井を取り壊し、吹き抜けを設けて、そこに突き抜けていくような
大きな書棚を作りました。
白いドアの、モールディングなど細かなディティールですが、「ニールの部屋」から
イメージを繋げてます。

2.ビフォー:初期提案でのリビングイメージ.その.2
全景

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グレーのブリックの壁に、古材で製作したハンガードア。
床のヘリンボーンもこの部屋では、落ち着いた印象に見えます。

3.ビフォー:初期提案でのダイニングルームのイメージ
修正

3.アフター:完成後のダイニングルーム
1
2
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このゾーンも初期提案のスケッチのまま仕上がってます。

ここは、もともとは独立した閉鎖的なキッチンでした。
今回のリノベーションではダイニングとキッチンの仕切りにガラスパーテーションを
設け、光を取り込むと共に、キッチンとダイニングでの
コミニュケーションをはかりやすくしました。

4.ビフォー:初期提案でのエントランスホールイメージ
エントランス

4.アフター:完成後のエントランスホール
1画像
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4画像

シューズストックの仕上げを提案時のものより、
質感のある古材を使い、よりハード目の印象に変えました。

ここでも、オリジナルのアイアン照明、アイアンの手すり、
ハンガードアと、オリジナル感あふれるアイテムがエントランスホールで
印象付けます。

5.ビフォー:初期提案でのバスルーム回りのイメージ
水廻り

5.アフター:完成後のバスルーム
1

新しい和モダンのバスルームで既存の坪庭をうまく生かすことが出来ました。

はじめのスケッチから提案しているとおり、どうしてもここでは、レインシャワーを
取り
入れて欲しかったのです。これ、正解!

6.ビフォー:2階ファミリールームのイメージ
2階書棚

6.アフター:完成後の2階ファミリールーム
画像

1階から吹き抜けを貫通した、大きな書棚を2階のファミリールームから見た画像です。

ここは、家族皆で本を読んだり、宿題をしたり、勉強や趣味の本に没頭できるような
ライブラリー的なファミリールームです。

こんな感じで、一枚のイメージデザインスケッチから家がその台本に沿って
出来上がっていくわけです。
詳細に寸法を記した、設計図面も勿論大切ですが、
構想段階の「熱」をディティールで伝えていくためには、こういったスケッチが
より効果的なんです。
おもしろいもので、はじめの構想とはいえ、その中に描かれた、
「素材」「照明」「設備機器」「インテリアの家具」等々ほとんど、そのイメージから
外れていくことはなく、初期の思いのままに出来上がっていくのが、
ネイチャー・デコールの家なんですね。
そしてまた、このスケッチを具現化するための、
現場での細かなデザイン監理というものも、とても大切になってきます。

また、インテリアがととのい、この家の台本(コンセプト)の通り完成した姿を
竣工写真でお知らせしますね。

わんぱく小僧

さあ、新しいこの家(家族のステージ)で、早速わんぱく小僧達が
飛び回っています。

この家で、どんなことを感じ、成長していくんでしょうかね~

いつも、こんなことが一番の楽しみなんです。

 

「完成まで、いよいよ二週間きりました」

00.現場12.リノベーション20.『海外のドラマをヒントに』の家

 

 

仕上げの左官工事と器具付けなどを残し、栃木県小山市で進行中のリノベーションも、完成までいよいよ二週間をきりました。

当たり前ですが、この時期は毎日どんどん現場も変化していきます。
左官工事の養生で、現場はビニールシートで覆われていて、あまり全貌が見えてきませんが、途中経過を少しだけ、、
それぞれに、お好みのアクセントカラーに塗られた、LOFT付きの子供部屋。
このLOFTはファミリールームのLOFTにも繋がっていて、グルグルと回遊できるようになっています。
マスターベッドルームは、舟底天井を白い板張りにし、壁はグレートーンの淡い色合いで、カーテンも含め、フレンチシックにコーディネートしていきます。
グレーブリックが程よいスパイスを効かせています。
今回のリノベーションでは、かかせないアイテムが、この増築により生まれたサンルーム。
ここから、あまり陽の当たらなかったリビングに光りを取り込んでいきます。
坪庭のある、和を感じさせるバスルーム。バスタブは十和田石、そしてヒノキのアロマを楽しめるお風呂。
最近、水周りに「和」を持ち込むのが、マイブームで、やはり癒しを意識した、
日本的な風情が良いですね。
しっかり、左官のテクスチャーも現場で再確認しあい、いよいよ完成に向けてラストスパートです。