00.現場

BLOG一覧

「イメージは、MAISONS en PROVENCE」

02.古材02.左官00.現場04.フレンチスタイル20.『MAISONS en PROVENCE』

 

皆さん こんにちは

ネイチャー・デコールの大浦比呂志です。

 

今、横浜市都筑区ですすめている延べ床面積34坪の、狭小型3階建て住宅。

小ぶりながら、イメージは「MAISONS en PROVENCE」

 

玄関のドア、室内ドア、窓などの建具類にフランスのアンティークを多用し

小さなプロヴァンスの家を再現していこう、そんな家を作ってます。

アンティークの建具と一緒に、古材やリアルな擬石などを使うことで、

かなり本物感が演出されます。

 

 

 

途中経過の現場ですが、プロヴァンスの家のポイントにもなる天井の意匠を少々、、

プロ.1

 

プロ.2

 

プロ.3

天井には太い古材の梁、

その間に小梁が不規則に組まれ、左官材を塗り重ねるように仕上げてます。

この自然なランダム感、ラフさ加減が大切になってきます。

 

 

 

 

プロ.4

壁から左官で一体に作られた造作のベンチ。

このベンチはデイベッドも兼ねていて、奥行きもゆったりと85センチの巾に設定。

大きくアールがとられた厚みのある腰壁も特徴です。

 

この開口部には、フランスのアンティーク窓が取り付きます。

 

 

 

 

 

プロ.5

階段も、ポッテリと肉厚感をもたせています。

 

 

住宅のインテリアも時代時代で流行があり、最近このようなプロヴァンスSTYLEも

オーダーとして少なくなってきましたが、

好きなものは、トレンドに左右されることはありません。

 

飽きの来ないしっかりとした、本物を創りあげていきたいものです。

 

 

大浦比呂志(ネイチャー・デコール主宰)

 

 

 

 

 

「八潮市の家・完成検査」

00.現場

 

皆さん こんにちは

ネイチャー・デコールの大浦比呂志です。

 

本日 埼玉県八潮市で進めてきた、A様邸の完成検査が行われました。

このお宅は、延べ床面積約38坪、

音楽関係のお仕事をされているご主人の防音室兼仕事場を併設した家で、

家のスタイルはネイチャー・デコールのベーシックなナチュラルスタイル。

今回は、ダイジェストでこの家の概要をポイントだけご紹介しますね。

 

 

浅田.1ハンガードア

玄関の正面には庭をのぞむ大きなピクチャーウインドが、

そして、このアンティークフィニッシュされたハンガードアを開けて、

1階部分のLDKに。

 

 

 

浅田.2エントリー

建物は東の庭に面してL型に計画されてます。

天井までの高さの掃き出し窓からは、自然光がよく差し込んできます。

 

 

 

浅田.3

家の中心にキッチンが、

シンプルな白いキッチンにグレーウッド(古材)のカウンター

カウンターはキッチンの中が丸見えにならない様な高さに設定しています。

キッチンにはたっぷりの収納を、造作で用意しました。

 

 

 

浅田.4

浅田.5

ダイニングルームの壁は一面暖色系のアクセントカラー

この色が、程良く空間にマッチしてスパイスを効かせてくれています。

 

 

 

浅田.6

浅田.7

ダイニングフロアと30㎝の高低差をつけ、二段床を下げた部分がリビングルーム。

高天井のリビングはやはり気持ちが良いですね〜

 

ネイチャー・デコールのゾーニングの特徴として、

このように床の高低差を付けたり、天井高さを変えたり、床の素材を変えたり

というのがありますが、この家では特に床の素材は変えることなく、

フローリングの貼り方方向を変えるだけで、ダイニングとリビングをゾーン分け

しています。

 

 

 

 

浅田.8

二階への階段のはじまりはボリューム感のあるアールの左官で巻き込み。

 

 

 

浅田.9洗面

グリーンのモザイクタイルを基調とした、モダンなホテル仕様の洗面スペース。

 

 

そしてこれから外構〜植栽の工事をどんどん進めていきます。

お引っ越しは4月の中旬頃。

やはり、ネイチャー・デコール定番のナチュラルスタイルの家は落ち着きます。

 

 

大浦比呂志(ネイチャー・デコール主宰)

 

 

 

 

 

 

「我が家でも使ってる断熱材・セルローズファイバー」

00.現場06.断熱

 

断熱材も様々有れど、この「セルローズファイバー」はお薦めの断熱材のひとつ。

我が家でも使用しているモノで、その体感的効果は立証済みでもあります。

今、リフォームしているお宅でも「セルローズファイバー」を使用しているので

今回そのポイントを記事にしました。

使用したメーカーは、「株式会社マツナガ」

ここは責任施工で行ってくれるのも安心材料のひとつです。

 

セルローズファイバーとはもともと、

新聞紙や古紙を再利用してできた100%自然素材のもの。

イニシャルコスト的に考えると確かに他の断熱と比較して

高価であることは間違いないのですが、

住宅という長期のスパーンで考えた場合、住宅性能を向上させていくスペックとして、

ここにプライオリティを高めていくのも、ひとつの選択肢だと思います。

 

IMG_9490

 

IMG_9491

このメーカーの特徴のひとつに、セルローズの沈下が無いよう間柱の間でシートを止め、

吹き込みの膨らみを計算しながらパンパンに吹き込んでいく。

コンセントボックスや筋交い、金物の隙間まで入り込み吹き込みの密度が高い、

というのが特徴です。

 

 

 

IMG_9492

 

 

IMG_9493

こんな感じで、手で触れても相当パンパンに詰まっています。

 

セルローズファイバーのポイントは大きく以下の4点になります。

1.断熱性能が高い *他の断熱材との性能比較表があります

2.防音性能が高い 室内の音が外に漏れにくく、外の音も室内に伝え難い

3.防火性能が高い 火災がおきても表面が焦げるだけ。延焼を防ぎ有毒なガスの発生が無い

4.調湿効果が高い 壁内結露の発生を防ぐ

 

なんかこのセールスポイントを見ただけでも優れものな感じは伝わってきます。

 

これら、詳しくはメーカーのサイトを一度ご覧下さい。

→ 株式会社 マツナガ

 

とはいえ、最終的に断熱材で家が出来るわけではありません。

いくら断熱が良くても窓による通風・採光もあわせて考えなければ

快適な環境は人工的なものだけでは得られません。

またどんなものにも長所・短所があり最適な組み合わせを考えなければいけません。

それはコンセプト・ライフスタイル・生活条件・立地・建築条件

工法・形状・施工部位・施工条件・職人の技能・コスト等さまざまな要素があります。

そう、建物はトータルバランスです。

少しでもその人にあった理想に近づけるために最適な組み合わせを見つけ、

満足のいく家づくりが出来る事を私たちはいつも考えています。

 

 

 

 

 

 

 

「一生モノの家って、、、」

00.現場09.想うこと

 

皆さま たいへんご無沙汰しております。

約一ヶ月ぶりのブログになってしまいました。。

こんなに間を空けてしまったのもはじめてでしょうか(汗)

相変わらず元気に、それなりに忙しく仕事させていただいてます、生きてますよ〜!

 

さて、久々のブログ情報は兵庫県西宮で進めてきた住宅の引渡し前、検査の模様です。

昨日、引き渡し前検査が行われました。

私たちの横浜からは流石に遠方にあたる現場でした。

だからといって、仕上がりやテイストがいつもの仕事と変わってしまっては、

設計自体も生きてこないので、今回はいつもこちらで関わってもらってる

工務店さんに現場の管理をお願いしながら、各工事会社さんは地元の業者さんを

ハンドリングしながら進めて参りました。

 

今回のオーナーさんは二軒目の注文住宅。

以前からネイチャー・デコールの事は気に掛けてくれておられたようでしたが、

はじめの家は地元の建築会社さんで建てられたようです。

そして、終の住処となる二軒目の家でお声かけいただき、この家が実現しました。

またしても、そんな思い入れ深い家創りでした。

 

 

 

 

行.1

 

行.1-2

はじめの家に比べてこの二軒目の家は、どちらかというと直線的でモダンな要素を

取り入れていきたい、というオーナーさんの要望でした。

自然素材を使いながら、メンテナンス性も考慮したい、というのも

一軒目の家の反省点からでしょう。

 

 

 

 

 

行.2

年齢と共に「和」の印象も取り入れたい、

ということで、エントランスホール正面にはモダンな和室(客間)を設けました。

 

 

 

 

 

行.3

 

行.3-2

 

行.4

 

行.5

長いアプローチには、適度にフォーカルポイントを設けながら、

外の借景や額縁を通して他の部屋のシーンや素材感が覗える様に設えてます。

ポイントに「黒」を使い、ラインも直線的にシャープな印象を持たせながら、

自然素材やボリュームのある古材の壁を対比させています。

 

 

 

 

 

行.6

 

行.7

部屋の中心にくる階段はシンプルながら、空間を引き締めるシンボリックな

役割を果たしています。

ここでも、古材の大きな壁面が空間の中で圧倒的な存在感を見せています。

 

 

 

 

行.8

 

行.9

色々なデザインのキッチン提案をしましたが、結果的に造作キッチンを止め、

お金は掛かるけど高級システムキッチンで落ち着きました。

メーカーは「キッチンハウス」のものを採用。

このあたりも、以前の家での反省点でシステムキッチンを思い切られた様です。

 

 

 

 

 

行.10

行.ラスト

シンプルな水廻り ミラーフレームに古材を使う。

 

キッチンパントリー〜ユーティリティ〜パウダールーム〜ドレッシングルーム

〜バスルームと、すべて引き戸で一直線に繋がる同線はとても合理的且つ機能的。

 

 

 

 

今回の家は延べ床面積、約62坪。

装飾性の高い一軒目の家に比べて、非常にシンプルで機能的。

60代のオーナーさんは、この家を終の住処となるように、

今までの暮らしで感じてきたこと、生活動線やメンテナンス性、等々

プライオリティを整理しながら、設計中も工事期間中も何度も何度も自分で修正を繰り返し、

ようやくこの家を完成させました。

 

先々の生活スタイルを見越しながら一生の家を設計していくことって、

実際とても大変な事ではあるのですが、

初回面談からヒヤリングを細かくしていくことで、出来る限り一生モノの家を

目指していくのが、ネイチャー・デコールの家創りの考えでもあります。

 

もしこのお宅、、一軒目の家でお声かけいただいたら、

どんな家になっていたんだろう?

帰りの新幹線でそんなことを考えていました。

 

また、今回のオーナーさんとの出会いに感謝です!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「デイジイ東京駅八重洲店・内装検査」

00.現場12.ショップデザイン20.『街で人気のパン屋さん』

 

埼玉発のベーカリー・デイジイさんの東京進出店舗!

お台場フジテレビ主催の「全国パン祭り」などでも

常に上位の人気のパン屋さんが、いよいよ首都圏進出。

 

デイジイさんは「東川口店」「西川口店」とリノベーションを手掛けさせていただき、

それに続くこのお店は、東京駅内八重洲北口に2月7日オープン予定。

 

まだサイン等も取付く前ですが、今日は内装工事完成検査に行ってきました。

 

 

東京1

 

東京2

 

東京3

 

東京4

東京5

東京6

今までの「東川口店」や「西川口店」と比べ装飾を極力排除し、

主役のパンが引き立つように、きわめてシンプルなショップデザインに。

 

ベーカリー&カフェとして、店内にはイートインコーナーも設けてあります。

 

隣は紀伊國屋さんで、東京駅北通路周辺が

2020年東京オリンピック・パラリンピック開催前に約6300㎡の店舗が

商業エリアとしてオープンをしていきます。

その第一弾として2018年2月に「NIPPONのベーカリー」をコンセプトに

先行開業します。