06.家創りのヒント

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「寝室からのスキップフロアでDEN」

04.シャビーシックスタイル05.スキップフロア06.家創りのヒント05.DEN・仕事部屋20.『コンフォータブル・リゾートの家』05.マスターベッドルーム

 

寝室(マスターベッドルーム)の天井高が3550㎜。

とても贅沢な天井高さですが、高さを生かして寝室からのスキップフロアで、

奥様専用のDENを作りました。

 

DENの広さは4帖ほどのスペース、そして天井の高さは2200㎜ですが、

自分専用の籠もり感としても丁度良い広さになってます。

 

小部屋.1

 

小部屋.2

 

小部屋.3

このスペースは、1階部分のリビング吹き抜けの天井高さを抑えて確保しました。

ちょうど、1階のリビングの上に重なるようにあるのがこのDENスペースです。

そしてDENの奥には広めの納戸も設けました。

 

吹き抜けというのも、高すぎては逆に落ち着かない感じになってしまうので、

部屋の広さに適正な吹き抜け高さを設定したときに、

このようなスペースがオプションとなって

生まれて来たわけです。

 

そしてこの奥様専用のスペースは、

シンプルでナチュラルリゾートな他の部屋のインテリアとはイメージを変えて、

奥様お好みのフレンチ&シャビーシックなインテリアで

これから少しずつ世界観を作っていかれるようです。

一日の仕事を終え、ひとりゴロンと柔らかいクッションとラグにリラックスして、

雑誌を見たり、本を読んだり、、と良いスペースですね。

 

 

 

「白い家に彩りをする小物達」

08.インテリアコーディネート06.家創りのヒント08.アート&ディスプレイ20.『コンフォータブル・リゾートの家』

 

白を基調に色々な素材感で見せていくシンプルでナチュラルな家。

 

床も淡いベージュトーンのモールテックス、少し無機質で無表情になりがちな

空間に、アートや小物で彩りを。

 

この場合、有機的な形のモノや彩りの鮮やかなアートなどで、

あえて対比を見せていくようにインテリアコーディネートしました。

 

 

 

小物.1

小物.2

素材の異なる白い壁には、連続して鮮やかな色をアートで取り入れてます。

海をモチーフにした、芝田満之さんの作品。

 

 

 

 

小物.3

小物.4

小物.5

小物.6

流木や古材を使った照明や家具、ディスプレイなどで、形や質感からくる

温かさを加えてます。

 

無機質な床には、天然素材のジュートで。ソファも質感のあるシンプルなもので。

 

空間全体にあたたかい温度が加わってきましたね。

 

 

 

 

 

 

「プレゼンに至らなかった6つのケース」

06.家創りのヒント11.ネイチャー・デコール09.想うこと

 

今回も、設計契約前の初回面談からプレゼンテーションについてのはなしです。

 

なんの宣伝も広告も無く、ネイチャー・デコールを探していただき、

お会い出来るまでに至った方は、

やはりなにか会うべくして会えた、、と言うようなご縁を感じます。

なので、そんな小さな点の様な接点でお会い出来ただけでも運命と信じ、

どんな形であっても力を発揮して、喜んでいただける、

ライフステージを共に創りあげていきたい!

いつもそんな想いでおります。

 

しかし、そうは言っても人と人。

本当のところはお会いして話しをしてみないと、なかなかわからないもの。

 

お互いに価値観が共有出来、そこに求めているものが存在しなければ、

これは縁が無かった、と言う以外にありません。

 

前回のブログでは、プレゼン後の成約率は99%とお話ししましたが、

それでは実際にプレゼンまでに至らなかった場合のケースをいくつかお話しします。

 

 

1. 実物を全て見ないと納得して決められない。

 

私たちはショールームやモデルハウスを持っていません。

一軒一軒お客さんに合わせた違う顔を持つオーダーメードの場合、

それは不可能なんです。

全てを一から創り上げていくわけでは無いですが、

その使い方や組みあわせ方も千差万別。

なので、見本や現物が全て見て確認出来ないと不安と思う方は適さないと思います。

むしろ、そこを楽しみ新しく生まれてくるものをポジティブに捉える姿勢が

家創りをより面白くするポイントと考えます。

 

2. 一緒に創り上げていくという事。

 

お客さんの求める空間をそれぞれの専門家が経験と最善の選択で

創りあげていくのがネイチャー・デコールの家です。

数十、数百という決め事の中には間違いやリスクも出てくる場合があります。

まずはお互いの信頼関係がありきですが、そこをも共有していきながら、

共により良い改善策を見いだしていく。

「自分の家」の最高のゴールに向かって一緒に創り上げていくという事が大切です。

 

3. 人が創るもの。

 

ものや道具では無く、人が考え人が創り上げていくもの。

当たり前のことですが、オーナーご家族の新しい家での暮らし方、

また将来の姿を想像し、愛と想いをもって考えていきます。

オーナーも設計者もお互いの尊重と思いやりが無くして、気持ちは通じ合いません。

仕事だから、当たり前でしょ、、では残念ながらこちらの気持ちが動きません。

 

4. 任せるものは任せる。

 

もう25年以上 家創りの実績があります。

それは自分の作品ということでは無くお客さんの希望に

耳を傾けてきた数々の結果です。

そんな経験の中から言える事や見える事があります。

デザインに迷ったり予算の配分に迷ったり、、そんな時は任せる気持ちが大切。

任せきれず、自分たちで無理に結論を出そうというのは良い結果が生まれません。

 

5. 掛けないとならない予算がある。

 

「家」「インテリア」「庭」がトータルにバランスが取れたのが、

ネイチャー・デコールの提案するライフステージです。

一般的に言われる坪単価とは違う、総合的な費用を私たちは予算と言ってます。

お金の事は包み隠さずお伝えいただき、決して無駄使いする訳では無く、

その中でそのお客さんにとってのプライオリティを明確化しながら、

お客さんに最適なものを提案していくのが、ネイチャー・デコールの家です。

そこには、ある程度 掛けないとならない予算があります。

 

6. まずは「絵」を見せて。

 

一生一度の大きな買い物。これから一生家族が住まうライフステージ。

そんな決断をされる事は当然、迷いも多いことと思います。

しかし請ける以上はこちらも誠心誠意、本気で取り組んでいきます。

なので、軽い気持ちでプランしてみて、まずは「絵」を見せて、

他も検討しながら考えてみるよ、、という方はお断りしています。

結婚と同じで、あれもこれも浮気しているうちは、

良いご縁は無いと思いますので。

 

以上の6つのポイントを事前に確認しあって、いよいよプレゼンへと駒が運ばれます。

 

この中には、独りよがりで都合の良いことを言っている様に、

感じるものがあるかとおもいます。

でも、実際に過去にはこれらの点を無視して進めた事での、

行き違いやトラブルもあります。

 

そこで「最終的には人と人とが創るもの」という原点に立ち返って、

自分のキャラクターを通して潤滑に進めていく為のポイントを整理してみました。

 

私の家創りは、年間に限られた軒数しか出来ません。

また、「仕事」という枠組みの中で出来るものではなく、それを越えた部分で

心が動かされ、かたちになっていくものです。

 

これらのポイントは、

縁で出会いが持てたお互いにとって、より有意義で価値のあるものにするための、

大切な導入部分と考えております。

逆に、この6つの点をしっかり確認し合っていけば、

間違いなく、あなたにとっての、

ジャストフィットなライフステージを創りあげていくことが可能です。

 

家創り 一生に一度のことなら目一杯楽しんだもの勝ちです!

 

さあ皆さん、僕たちと楽しいセッションをしませんか!

 

 

「ネイチャー・デコールのプレゼンがすべらない訳」

06.家創りのヒント11.ネイチャー・デコール

手前味噌ではありますが、なんと新規プレゼンの成約率ほぼ99%

それがネイチャー・デコールプレゼン!

ここ3年くらいの話しですが、、これ本当の話です。

「細かなヒヤリング」「生活シーンをイメージした家創り」、、

なんて、ハウスメーカーのキャッチフレーズみたいですが、

それでは、具体的に直近のプレゼンをもとにその訳をお話しします。

○今回のプレゼンの家のテーマは、

現在の建物が築50年になり老朽化が進んできたので、

ご両親と娘さんの家族三人が住まわれるコートヤードを中心にした家を創りたい。

海外での生活経験のあるご家族で、アンティークや美術、音楽にも造詣が深く、

いわゆる何々風、、という型にはまった表層のスタイルではなく、

暮らしに密着した本物指向なものに触れながら生活したい、という要望。

ただ、好きなものも色々あり、それを自分たちでは整理しきれずイメージも的確に

伝えられないので、それをキャッチしてもらいながら住まいも庭もインテリアも

トータルに提案して欲しい、、

ざっくりですが、そんなテーマが与えられました。

 

 

そこで、こちら側が用意したプレゼンツールは、

1.平面プラン

2.イメージスケッチ

3.イメージコラージュ

4.ガーデンプラン

5.立面&断面プラン

6.コストプラン&見積明細書

7.全体スケジュール

これだけのものを、約3~4週間かけてスタッフといつものプロジェクトブレーン

で密に練り上げ用意します。

「一棟入魂」とはよく言ったもので、設計契約が結ばれる前から、

その家族のライフシーンやどんな事に喜んでもらえるか

どんなことが使い勝手良く利便性が高いか、、、

先にいただいている

「家創りカルテ」や要望資料、希望の画像切り抜き等を隅々なんども見返し

家族ひとりひとりをイメージしながらプランをしていきます。
 
1.平面プラン例

平面プランは家創りの一番の要となる大切なもの。
動線やゾーニング、空間の抜け、風の通り道や採光、外に広げる窓の位置など、
各シーンにストーリー性を持たせながら計画していきます。
平面プランには着色し実際使うフロア材がわかるように、
そしてこの段階で家具やテレビ、観葉植物などの配置も具体的にイメージしながら
落とし込んでいくのも僕らの平面プランの特徴です。
プレ.1

 

 

 

2.イメージスケッチ例

 

インテリアや外観の絵はCGは使わずに手書きにこだわっています。

手書きはその先の世界まで想像させることが 出来るからです。

 

プレ.2

こんな感じでその家の肝となるポイントを各シーン毎に

わかりやすいスケッチを複数枚用意していきます。

 

そして、そのプレゼンスケッチがそのままかたちになってしまう、

それも是非見ていただきたいところです。

そのあたりは今度、またこのブログでお知らせします。

 

 

 

3.イメージコラージュ例

 

このイメージコラージュも僕たちの特徴あるツールの一つです。

一般の方でもわかりやすく画像を中心に過去の事例や洋書などから
各部屋ごとにコラージュします。
その中には実際に使う素材や家具、照明をはじめ
衛生陶器やタオルバーに至るまで、具体的なメーカー名や品番なども記載し、
空間全体のトーンから備品小物までイメージを掴みやすよう
コラージュにまとめあげていきます。
今回のインテリアイメージは「ビンテージ&ボヘミアン」
まだ、他では発表していない新しいデザインスタイルの提案です。
プレ.3
プレ.4

 

 

 

4.ガーデンプラン例

これは、別のお宅の事例ですが、

ガーデンデザイナーとのコラボレーションでガーデンスケッチと

樹種をセレクトした ガーデンコラージュで

かなり具体的にシーンを拡げていきます。

 

プレ.5

プレ.6

インテリアスケッチもガーデンスケッチもポイントは

そこに生活シーンがしっかり見えてくることです。

「自分が新しい家ではどんな暮らしが出来るのか」が大切です。

 
6.コストプラン&見積明細書例

 

せっかくのジャストフィットな提案も「絵に描いた餅」では全く意味がありません。

そこで諸々のデザインと同時並行で施工会社に見積明細をあげてもらいます。

そして建築以外に掛かるすべての費用を一枚の資金計画表

にわかりやすくまとめていきます。

ぴったり予算通りにいかない場合は、

「金額目標に近づけるための減額案」というものをいくつか用意し、

ここを変更すると予算内で出来ます、

でもデザインを気に入ってもらえたら予算も上げて下さい、

と選択肢も見せていくようにしています。

このコスト管理の精度が成約率を高めているひとつのポイントかもしれません。

 

 

 

7.全体スケジュール
それでは実際に、プレゼン後どんな流れでいつころ工事が完成するのかを

スケジュール表で説明します。

この時に、どのタイミングでお金の支払いが発生するかも

わかりやすく仕事の進捗と合わせて説明します。

 

 

 

ここにあげたプレゼンツールはネイチャー・デコールの色がわかる

特徴的なものですが、 これらに合わせて一般的な

「役所調査報告書」や「地盤調査報告書」なども提示していきますので、

かなりボリューム感のあるプレゼンテーション内容になってきます。

 

 

普通はここまでやらんでしょ!

 

このあたりは、ネイチャー・デコールHP内、WORKSの「VOICE」

(オーナーズボイス)をご覧ください。

ほんと「すべらんな〜」、 それは、情熱的な熱いプレゼンだからでしょうね〜

仕事だから、、、じゃ出来ません! まずは自分が、そして関わっている

スタッフ全員がワクワクしながら考えています。

家創りはエンターテイメント!

一生に一度のことなら目一杯楽しんだもの勝ちです!

 

さあ皆さん、僕たちと楽しいセッションをしませんか!
 

 

 

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「定番化している人気のアイテム・アイアン&ガラスパーテーション」

01.アイアン06.家創りのヒント02.ガラス

 

ネイチャー・デコールの家では、定番化している人気のアイテムのひとつ、

それが「アイアン&ガラスパーテーション」です。

私どもの過去の作例をご覧になったお客さんから、設計のオーダーの中で

是非組み込んでもらいたい、そんな要望が多いものです。

 

価格的にもかなり高額になってしまうアイテムですが、

それでもその意匠性と空間に与える役割としてもまだまだ人気があります。

 

以前のブログの中でも、効果的な活用法とインテリアデザインにマッチさせた

事例を細かく紹介させていただいてます。

https://www.nature-decor.com/blog/「まだまだ人気のアイアン&ガラスパーテーショ/

 

 

 

 

そしてここ最近の事例もご紹介します。

 

 

1. 玄関ホールの風除室部分に設置. 1

アイアン.1

 

 

2. 玄関ホールの風除室部分に設置. 2

アイアン.6

 

 

 

2. 玄関脇のホームオフィスのパーテーション&ドア

アイアン.2

 

 

 

3. 皆が集まるダイニングからも見える、音楽ルームのドア

アイアン.3

アイアン.4

 

 

 

こんな感じに、色々な用途で使われているのが、

「アイアン&ガラスパーテーション」です。