03.二世帯住宅(多世帯住宅)

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「二世帯住宅のエントランスも様々」

01.ドア05.玄関・アプローチ05.ガーデン&外構07.アンティーク&ヴィンテージ03.二世帯住宅(多世帯住宅)

 

二世帯住宅のエントランスのお話。

 

最近は二世帯住宅のご相談をうけることも増えてきましたが、

皆さんがはじめに気にされるのは、完全に分離した二世帯なのか、

何かを共用していく二世帯なのか、と言う点。

 

そんな中でも導入部分のエントランスをまずどうしていくか。

玄関を分けてしまうのか、それとも大きな玄関ホールとして

その部分を共用にしていくか、、

 

それはご家族の距離感や生活サイクルの違いなどにより、

アプローチの仕方は変わってくるものです。

 

ネイチャー・デコールの過去の事例から、エントランスのイメージを

膨らませてください。

 

 

1.完全分離型のエントランスの事例


稲垣邸

玄関ドアの前のエントランスポーチにゆとりを持たせ、

玄関ドア、ポスト、インターフォンもそれぞれが別々で

完全に分離型のエントランスの事例です。

それぞれの世帯でドアの色やデザインなどを変えてみても面白いですね。

 

 

2.玄関を共有にした事例. その.1

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まず、アイアンゲートが共有でここから長いアプローチを通って

玄関ホールへ向かいます。

インターフォンもポストも別々に用意しました。

そして一枚の玄関ドアを開けると、二世帯共有の玄関ホールとなります。

広い玄関ホールはそのまま、共有のガーデンへと繋がります。

この玄関ホールから、それぞれの世帯への入口のドアがあります。

玄関前のポーチ、玄関ホール、ガーデンを共有にした事例です。

 

 

3.玄関を共有にした事例. その.2


長谷川

 

 

やはり、ネイチャー・デコールの事例で多いのは、

このように、玄関ホールを二世帯で広く取り、そこから外に繋がり、

ガーデンも共有にしていく、というケース。

 

限られたスペースを最大限に生かし、

くっつきすぎず、離れすぎず、程よい距離を持ちながら、

お互い目を配っていける、そんな繋がりをもてるつくりかたが

ストレス無くて良いのでしょうね。

 

「この眺望をどう取り込むか」

05.玄関・アプローチ00.現場03.二世帯住宅(多世帯住宅)03.眺望を取り込む20.『藤沢の二世帯住宅』20.『casa brooklyn』の家

来年からデザインに着手するこの土地は、

完成間際の「藤沢 鵠沼の二世帯住宅」
から、車で10分程度のところ。
片瀬の高台立地で、遠くに海が見え、
抜け感のある、眺望に恵まれたロケーション。
古家の解体が終わり、現地確認に足を運ぶと、青空の下、富士山が真正面に見えていました。
流石にこの眺望は、あがります!
室内空間から、またガーデンスペースから、この景色をどう切り取るかが、
デザインのポイントになりそうです。
そして、「藤沢 鵠沼の二世帯住宅」
の進捗状況のチェック。
外の足場が外され、重厚感のある、
古材の製作玄関ドアが取り付いています。
アクセントウォール  そして、
吹抜けの開放的な玄関ホールから、
浮遊感のあるランダムライトが吊り下げられてます。
親世帯のLDKには、迫力のラバーストーンが一面貼られてます。
二階は子世帯。
天井高さ2800の高天井はやはり気持ちも良い!
この高さの設定は正解でした。
キッチンキャビネットは全て「白」のピアノ塗装で、まだあと2~3行程、バフ掛けを繰り返し、仕上げていきます。
完成に向けて、着々と進んでおります。

「今日は階段の組み立て」

05.玄関・アプローチ00.現場05.階段03.二世帯住宅(多世帯住宅)20.『藤沢の二世帯住宅』

藤沢、鵠沼で進行中の二世帯住宅。

木工時もそろそろ完成間際、、
12月の竣工~引渡しに向けて、
いよいよ仕上げ工事に入ってきます。
親世帯も子世帯もそれぞれに特徴を
もたせた二世帯住宅なので、
延べ床面積60坪強の、仕上げもボリューム感があります。
年末に向けての慌ただしい工事が
いまから予想されます。。(汗)
そんな中、今日は階段の組み立ての日。
二世帯の共用のエントランスに取付く
この階段は、単に機能としてのものだけでなく、エントランスの開放性と誘導される期待感、そして、ひとつのオブジェにも見える存在感をデザインに求めました。
吹き抜けに光を取り込む大きなガラスブロックにシンプルなフォルムがマッチしています。
片側の鉄骨のフレームをまずしっかり固定し、手すりの付いた右側の部分は、
フリーに動く様にしながら、
上から一段一段、段板を鉄骨の溝に入れていきます。
そして、3人がかりの組み立てが終わり、
こんな感じのスケルトンの鉄骨階段になります。
手すりは、重苦しくなら無い様に、
この鉄骨のフレームに、ワイヤーが通るだけの軽い印象にしています。
またひとつ、階段デザインの
新しいバリエーションが加わりました。

海外テレビドラマのインテリアをイメージ!」

00.現場12.リノベーション03.二世帯住宅(多世帯住宅)20.『海外のドラマをヒントに』の家

最近は、かなり遠方での仕事もあり、
今回の物件は栃木県の小山市。
大型のリノベーションがいよいよ解体工事からスタートします。

今回、オーナーさんから渡されたインテリアデザインのイメージは
なんと海外ドラマからのもの。
その海外ドラマとは、NYを舞台にしたドラマで「ホワイトカラー」。
主人公のニールの部屋をイメージして欲しい、というものでした。

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その「ニールの部屋」の感じはこんなイメージ。

たぶん高層の建物の最上階の部屋で
勾配の大きな天窓が特徴的。全体的には落ち着いた色調でここはNY、
スノッブ感溢れる印象をうけますね。

そして、大きな書棚とアンティークの家具、
ダイニングルームにある暖炉などがこの部屋のエレメントとなってきます。

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このイメージをもとにデザイン提案したのは、、

まず、1階に大きな天窓のサンルームを増築しました。
「ニールの部屋」では天窓が一体空間にありましたが、
ここではあえて、サンルーム的な用途を持たせるために、
床材も替え、部屋は繋がっていながら、印象を変えていくようにしました。

ヘリンボーンの床からタイルに切り替わっていきます。

そして部屋の中心に暖炉。
これも、クラッシックなものは避けて、モダンな要素を取り入れています。

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そしてなんといっても、この部屋のメインには、吹き抜けを通して
2階までそびえ立つ、大きな本棚です。
このような、図書館のような大きな本棚、ずっとやってみたかったんです。
これを取り入れるために、わざわざ天井を取り壊し、
リビングには今まで無かった、吹き抜けを設けることにしました。

家族皆が読書家のこのお宅には欠かせない、必要な用途のひとつでもあります。

お父様が大切にしてきた、巨大なスピーカーも部屋のインテリアに
マッチングして、より生かされてきたようです。

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リビングからダイニングエリアを見る。

アンティークブリックにハンガードア。

こんなかたちで、ドラマのワンシーンをイメージに
創り上げていく、リノベーションも新しいですね。