12.リノベーション

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「遂に完成! 鎌倉の家」

00.現場12.リノベーション20.『サンタフェ・リノベーション』の家

鎌倉で進めてきた、大型リノベーション 最終クリーニングも終わり、遂に完成!

増築を繰り返した木造の古家が、構造も断熱も新たに補強し、
間取りも変え、更に増築する、というとても時間を要する工事でした。

この家は、自分の敷地の山に囲まれカーテンも不要なくらい
プライベートが確保された、ホント自然の中に佇む、そんな家です。

デザインのテーマは「The Santa fe」 この自然環境にぴったりです。
ただ、いわゆる四角いバターが溶けた様な現地でよく見るデザインをアレンジし、
少しスクエアなラインを入れ、素材感、質感のある物で表現した
「MODEN Santa fe」としました。

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南の庭側から見た、外観です。

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エントランスは、北側からアプローチしていきます。

勾配のきついスロープを更に階段で10段ほど上り玄関へ。
この階段も、以前よりは緩やかになるよう、
以前のものを取り壊し、段数を増やし、そしてアイアンで
遊びのある手すりをデザインしています。

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エントランスのドアを開けると、ガラスに囲まれた
天井の高い、約8帖の大きなエントランスホール。

正面には木製のピクチャーウインド その先にシンボリックな木が。
そして天井のトップライトからは明るい日差しがサンサンに落ちてきます。

サウスウエストフィニッシュのされた、オリジナルのドアを開けると
LDKが広がります。

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今回は、左官のベンチの上に、モダンなストーブを設置。

壁の厚みやアールなど、内部はかなりこってり肉厚感を出してます。

メキシカンタイルが貼られたカラフルなキッチン。
古材の柱、梁が存在感を放ってます。

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この外に張り出した、大きなデッキがポイントです。

庭で大きな犬と戯れたり、人を大勢呼んでBBQを行う事が多いという
この家のオーナーのオーダーをこのようなデザインで反映させました。

庇の深いカバードデッキは雨の日でも楽しめることでしょう。

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キッチンからのVIEW

各エレメントやディティールは盛りだくさん!
またあらためて紹介しますね。

 

「この感じ、やっぱ好きだな」

05.玄関・アプローチ05.階段12.リノベーション20.『サンタフェ・リノベーション』の家

いよいよ引渡しまで残すところあと、一週間をきった、
「鎌倉の家  The Santa Fe!」

最近、このSanta Feスタイルというオーダーが時代の流れなのか
少なくなってきましたが、Santa Feスタイルの草分け、
元祖のネイチャー・デコールとしては、やはりこの世界観、大好きです!

こんなに大らかで包み込まれるような空間は、
モダンでスタイリッシュなものに比べて、心の底から落ち着きます。

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高天井の玄関ホールのトップライトからは自然光がサンサンと差し込みます。

太い丸太の梁からは、ロートアイアンのシンプルなシャンデリアが、

存在感のある、古材で製作したオリジナルのドア、

素焼きのテラコッタタイルと肉厚な珪藻土の壁。もう鉄板ですね!

そして、The Santa Feの階段を少しだけ紹介します。
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有機的な大きなアールが緊張感を解き放してくれます。

ロートアイアンの手すりが珪藻土の壁に取付きました。

外観やインテリアの詳細は、また後日 紹介します。

 

「今日の現場 いえみせ.リノベーションカフェ編」

00.現場12.リノベーション12.店舗併用住宅・いえみせ03.自宅がお店20.『ON THE HILL COFFEE』06.躯体工事

築20年以上の住居部分の一角、郊外の丘の上のカフェ。
いえみせ、「On the hill coffee」

いよいよ解体工事も終わり、木工時に入り出します。

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カウンターに位置する部分の天井をスケルトンにすることで、
こんなに大きな空間が生まれました。

もともとは、ここに天井があり、高さ2500㎜程度の天井高だったので
これにより、随分空間の印象が変わりました。

SⅹL工法の建物だったので、小屋組の構造を組み替え、
更に補強を施しています。

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外に面したコーナーには、出来る限り開口部を大きく切り取り
デッキや庭に繋がる外の景色を充分に感じとれるようにしました。

座る席によって、それぞれ見える景色を違えて見せる、
そんなレイアウトにもしています。

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現状は、こんなアメリカーンなカラフルな建物ですが、
外観も現状を生かしながらも、大きくイメージが様変わりしていきます。

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そして、このお店「On the hill coffee」のロゴもデザイナーからあがってきました。

ベースはオーナーさんが考えたイメージを
友人のグラフィックデザイナーが整理したものですが、
あまり、キメキメで格好いいかっちりしたロゴではなく、
どこか手作り感のある、温かいロゴイメージにしたかったようです。

さあ、秋の準備期間に向けてこれから現場がどんどんと進んで参ります。

 

「アイアンシャンデリア製作中」

01.アイアン12.リノベーション20.『八ヶ岳山荘』

今進行中の現場におさめる、

アイアンシャンデリアを製作中!
先に打合せで、各パーツ部材、サイズを決定しそれを使用した、
途中段階を工房から写真で送ってもらいました。
全体のシルエット。
鉄の素材感を生かした、シンプルで
力強いデザインにしました。
今回のものは、我が家のリビングでも
使っているものと同じデザインにしてみました。


叩いてる、叩いてる。
ロートアイアン、鍛造でしっかり叩いて、表情をつけることで、
シンプルなデザインがより生きてきます。

「今日の現場 八ヶ岳山荘リノベーション.2」

00.現場05.ダイニング12.リノベーション001.大工の技20.『八ヶ岳山荘』

 

今日の東京はなんと35°の猛暑日。

そんな暑さから解放されたく、今仕上げ工事の真っ最中の
「八ヶ岳山荘」のリノベーション現場に朝から車を飛ばす。

7月末に内部工事の完成ということもあり、
大工さん、左官屋さん、塗装屋さん、内装屋さんと、
仕上げオールスターズの大集合でした。

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やはり、期待を裏切らない涼しげな現地。

敷地内に流れる小川のせせらぎがまた、爽やかな気分にしてくれます。

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この現場にはじめから関わってもらっている大工さん。

通うのも移動時間がもったいない、ということで、
工事中の部屋の一室に住み込みで工事してもらいました。
誰よりも、この工事のことを一番把握している人です。

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外に突き出したサンルームの様な、明るいダイニング。

この開口部には、真っ白い格子の窓が入ります。

ラフな白い板貼りと、天井には古材の梁。

一般のフロアより、30センチ下がった場所に位置するこのダイニングは
三面格子の大開口で、緑の中で食事をしているような、
そんな気持ちの良い空間になります。

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今回の計画で、力が入っているスペースのひとつがこの囲炉裏部屋。

存在感のある、太鼓丸太が取り付きました。

囲炉裏の自在鉤もアイアンでオリジナルで作っています。

一面のアクセント壁に貼られる、手漉き和紙も見所になりそうです。

和紙
和紙はこんな感じで、一枚が50㎝×70㎝くらいで、
一枚一枚みな表情が異なります。
和紙なのに、藍色で染めてもらったので、デニムの様にも見えます。

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さて、お昼の時間。

この土地は、やはりお蕎麦が美味しいようですね。

お昼は、地元でも美味しそうなお蕎麦屋さんを見つけ、
ツルッといっぱい、いただいてきました。

横浜から、約150キロ、二時間ちょっとの場所、
八ヶ岳は避暑地として魅力的な所ですね。