20.『三度目の家物語』

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「この擬石もダイナミックに仕上がりそう〜」

01.擬石・擬木・造形00.現場20.『三度目の家物語』03.平屋に住みたい

 

今日は朝から平塚〜藤沢〜大田区〜宮前区と進行中の現場回り。

 

一軒目の現場「平塚・平屋の家」は、木工時が終わり

ようやくこれから仕上げ工事に入っていく段階まで来ました。

先日から入ってもらっている、擬石工事、

これがまたダイナミックに仕上がってきそうです。

 

擬石工事はいつもの、アーティスト集団の登場です!

 

坂.1

坂.2

ちょうどいまの作業は、造形をしていく段階で、

下の写真の様に起伏を持たせて全面にモルタルを塗りつけ、

柔らかいうちに、石をリアルに削りだし造形をしていきます。

勿論、すべてが手作業です。

 

 

 

 

坂.3

このように、いかにも石を積み上げた様にし、

石 ひとつひとつにそれぞれ表情を持たせていきます。

 

この造形作業が一通り終わると、今度はこの上から

エージングで石を模した着色を施し、陰影などを出していきます。

そして最後は、適正に目地を埋めていき仕上げとなります。

 

この擬石工事は、もの凄い手間と時間を要する作業なんです。

 

 

 

 

坂.4

今回の家のイメージが、ミッドセンチュリーモダンなアメリカの

平屋の家なので、そんな世界観をイメージしながら創り上げていきます。

 

擬石はこのように、外から室内にガラスを通して繋がる様に見え

吹き抜けのエントランスホールに8メートルの巾で作られます。

 

迫力のエントランスホールが出来そうです。

 

 

 

 

 

坂.5

坂.6

室内も、着々と仕上がってきています。

これから左官工事が入るとネイチャー・デコールの家らしい

落ち着きが出てきます。

 

 

 

 

 

坂.7

ゆったりガレージも高天井から自然光が入り、気持ちいい〜!

 

 

 

 

 

坂.8

勾配の緩やかな屋根の、ミッドセンチュリー・アメリカンスタイル

シートが外れたら、なかなか良いフェイスが出てきます!

 

 

「習志野で地鎮祭〜湘南エリア現場確認」

00.現場03.眺望を取り込む20.『casa brooklyn』の家20.『三度目の家物語』03.平屋に住みたい20.『コンフォータブル・リゾートの家』

 

習志野市で地鎮祭が行われました。

 

延べ床面積60坪での計画で、2台用ビルトインガレージのある家。

 

このお宅は、ほぼ初期提案のまま設計を固めていくことが出来、

妥協すること無く、こちらのイメージを全面的にくみ取ってもらい進めて来れました。

 

創り上げていくことがいまからとても楽しみでもあります。

 

地鎮祭.1

地鎮祭.2

地鎮祭.3

この敷地に、ネイチャー・デコール流リゾート住宅が出来上がります。

 

完成は2017年の春。またこのブログで進捗をお伝えしていきます!

 

 

 

○今日の現場・1(平塚の平屋の家)

今日は朝から、いま進行中の湘南方面の現場チェックへ

 

まずはじめは、平塚で進行中の平屋の家。

坂.1

ここでは、リビングからもダイニングからも両面から見える暖炉を採用しました。

 

この壁に暖炉が組み込まれ、壁全体をアートワークスの擬石で仕上げていきます。

 

 

 

坂.2

屋根が掛かりながら、一部空が抜けるエントランスポーチ。

このアプローチはなかなか、ダイナミックに表現出来そうです。

 

 

 

坂.3

比較的温暖な気候のエリアではありますが、

住まわれる老夫婦のご希望で、発砲断熱で壁も天井も吹き込まれています。

 

 

 

 

○今日の現場・2(藤沢市片瀬の家)

2件目の現場チェックは、平塚から134号の海沿いを走り、藤沢市片瀬へ。

 

木工時が大分仕上がってきました。

内.1

2階LDからのワイド5300㎜の大開口。

庇の板が貼られ、バルコニーのFRP防水が出来ています。

この庇の高さが程よい寸法感で、とても落ち着きそうです。

 

 

内.2

 

内.3

2階バスルームのFRP防水も3プライで、しっかり施工されてます。

 

 

この2件の現場は、1~2ヶ月ズレくらいでほぼ同時に進んでいるため、

この年末の仕上げ、完成に向けてはかなり慌ただしくなりそうです。

 

 

 

 

 

「この大工さん達に託されます」

00.現場20.『三度目の家物語』03.平屋に住みたい

 

今月のもう一軒目の上棟式が昨日行われました。

 

このお宅は、平屋建ての建築面積78坪という大きく伸びのある家です。

オーナーさんは、今回でなんと三度目の注文住宅での家作りになります。

年齢も70代のご高齢のご夫婦お二人が住まわれる家。

正に、「終の棲家」となるように、血の通った温かい家を創り上げていきたいと思います。

 

現場.1

そして、現場は左側の棟梁を中心に、この三人の大工さんに託されます。

ホントに良い笑顔ですね〜 職人の自信を感じます。

この棟梁とも、もう20年以上のつきあいで、最高の腕を持った信頼おける職人です。

今回の現場でも、腕と柔軟なアイデアを十分発揮してくれるでしょう!

いつも、こんな頼りになる人たちに助けられながら、やってこれてるんですね〜

 

 

現場.3現場.2

オーナーさんとともに、四方のお清めを。

 

現場.4

流石に、大きな現場です。

 

来年早々のお引き渡しに向けて、この現場も動き出します。

 

 

 

「地鎮祭からの現場チェック」

00.現場20.『casa brooklyn』の家20.『三度目の家物語』06.地盤.・基礎工事

ここのところ、ブログを移行し、なかなか慣れない新しいシステムで、

画像をどう取り込む、サイズは?文字間隔は?文字の級数は?などなど混乱しっぱなし。

アナログな自分は、環境の変化についていけず、しばらくブログを書くことから遠ざかってました。

まだまだ慣れないため、見づらいレイアウト、画像の配置等々お許し下さい。(汗)

 

ブログは止まっていても、仕事はどんどん動いております。

まず、今日は「藤沢市片瀬の家」の地鎮祭。

この家の肝は、眺望をどう取り込むか?

まだ、計画段階での眺望を望む開口部の提案で二転三転していた様子を

このブログでもお伝えしておりましたが、いよいよ現場が動き出します。

遠くに相模湾を見る、抜けの良いロケーションと「ブルックリンスタイル」のインテリア。

ここも見所が満載の家ですので、また経過はこのブログでお知らせしていきますね。

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そして、次に回った現場は、

今、平塚市で進行中の床面積70坪強の平屋の家。

今回で四軒目の家、本当に最後の「終の棲家」となる家を、、ということで

設計の依頼をいただいたこの家には、今までのオーナーの経験と改善点、

そして大きな夢が随所に投入された家になります。

 

まだ基礎部分の工事ですが、年末の完成目標に向けてこれから進んで行きます。

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「家は一生のうちに三度建てねば…と言うけれど」

09.想うこと20.『三度目の家物語』

今 設計中の「平塚の家」もいよいよ大詰めで、今日はマテリアル提案の打合せ。

いつもの通り、床、壁、天井や什器、造作家具などに使用するマテリアルやカットサンプルを実際、手にとって見てもらいながら、各部屋ごとに説明をしていきます。
今回の計画は、平屋建てで延べ床面積70坪強の、ゆったりとした伸びのある家。。また、大きな中庭と水盤のあるセカンドガーデンなど、外構&ガーデンにもこだわりのある、見所満載な建築になりそうです。
人生を共に長く過ごされたご夫婦が住まわれるこの家、
お二人にとっては、まさに三軒目となる、注文住宅です。
今度こそ、「終の住処」となる、自分たちに本当にフィットした、住み心地の良い家を計画して欲しい、と言った熱いご要望に溢れる家です。
「家は一生のうちに三度建てねば…」
とは言うけれど、実際はなかなかその様に実現できる人なんて居ないのも現実。
後悔の無い家にするためにも、
その家族ごとの細かな要望やライフスタイル、生活サイクルの変化、価値観のプライオリティ、そしてなにより新しい家ではどんな暮らしをしたいか等々のソフト面の細かなヒヤリングが必要になってきます。
どうしても、わかりやすい住宅の性能や構造、スペック、見た目のデザイン性や素材などに目が行きがちですが、家を建てる時は、その家族の価値観を見つめ直し、再確認していく良い機会なんです。
着せられた家では無く、本当に自分にフィットした家と言うのは、その家族の内面をよく見出していかないと、実現しないものなんだと思います。
そこにしっかりと時間を割き、家族間でもガチに正面向いて整理していくことで、一生に一度の後悔のない自分たちの家が出来るのでしょう。
世界的にも著名な建築家が設計した芸術的に美しい建築、二軒目の家。
確かに  建築、、しちゃってますよね!
さて、この家を超える三軒目の
「終の住処」が今回の私達のテーマです。
それは、「美しい建築」では無く、「血の通った家」
少々ハードルは高いですが、いつも通りのネイチャー・デコール的アプローチで、
間違いなく、後悔の無い家を創っていきます!
家は一生のうちに三度建てねば ??