20.『ボタニカル・ライフ』

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「オリジナルTVキャビネット」

01.造作家具02.古材20.『ボタニカル・ライフ』

 

引き渡し間際の「ボタニカル・ライフ」の家にオリジナルTVキャビネットが納まりました。

 

W.2700  d.500  h.500のサイズで壁面ピッタリ寸法で造り付け。

仕上げは、オークの古材を使用し、プレーナーをあててかなり表面は滑らかにしながらも、

古材特有の木のシミや焼け具合、節や釘穴がうるさすぎず、丁度いい加減に残るように

仕上げてもらいました。

塗装による着色はせず、素地を生かせるようにクリアのWAXでフィニッシュ。

 

 

家具.1

 

 

 

 

 

 

家具.2

家具.3

天板も側板もオークの古材を使い、同じ仕上げにしています。

 

 

 

家具.4

引き出し自体は、手掛けを付けスライドレールでソフトクローズの金物を使用していますが、

引き出しの中央にアクセントとして、真鍮立方体のつまみを付けてます。

サイズは、25角のキュービックで、無垢の真鍮なのでとても重みがあります。

 

 

 

 

 

家具.5家具.6

アンプやDVDの機器の入る部分は、リモコン操作が出来るように木製横ルーバーにガラス

を入れています。またこの部分の扉は指で押せば開閉する、タッチラッチ式

フラップダウン扉になっています。

 

床から150㎜浮かせて取り付けたこのキャビネット。

この家は、床の仕上げが「モールテックス」のサンドベージュ色で仕上げているので、

全体的にモダンで、乾いたリゾート風の印象になっています。

 

 

 

 

 

 

「大きなピクチャーウィンドを開くと、グリーンルームへ」

02.古材00.現場05.サンルーム07.窓02.床材・タイル03.ボタニカルライフ20.『ボタニカル・ライフ』

 

横浜市金沢区で進めてきた「ボタニカル・ライフ」の家も、

今月3月末の引き渡しに向けて、今まさに現場は大詰めです。

 

ボタニカルライフがテーマのこの家の見所を、まだ途中の段階ではありますが

少しだけお届けします。

 

グリーン.1

リビングルームからは、ワイド2メートルの大きなピクチャーウィンド。

この窓は、最近お気に入りの木製のヘーベシーベサッシを使っていて、

窓全体が壁の中に引き込まれるようになっています。

 

 

 

グリーン.5

グリーン.2

そして、この大きな窓を引き込んでしまえば、ご覧の通りリビングルームと

グリーンルーム(サンルーム)が一体となって部屋ごと繋がってしまいます。

 

室内のような外空間のようなこのグリーンルームには、これから沢山の観葉植物、

多肉植物でいっぱいになります。

天井からも植物をハンギング出来るよう、どこにでもビスや釘が打ち込める、

板貼りをホワイトペイントして仕上げました。

コーナーには、この部屋用の流し台も設置されます。

 

 

 

 

 

グリーン.3

気兼ねなく植物に水をシャワー出来るように、床には特徴のある柄タイルを使用。

このタイル、なかなか良い感じです。

 

植物をリズミカルに配置出来るよう、棚板も変則的に固定してます。

厚みを持たせたこの棚は、これまた最近のお気に入りの素材である、

「モールテックス」で仕上げていきます。

 

 

 

 

グリーン.4

植物が並べられる壁面は、古材のグレーウッドを使い、

壁にも直接ビスや釘が打ち込んで、グリーンをハンギング出来るような素材を選定しました。

 

このグリーンルーム、当初からの狙い通りの良い空間となりそうで、

これからの最終フィニッシュがとても楽しみなお宅です。

 

 

 

 

「雨の中、横浜市金沢区で地鎮祭が行われました」

00.現場20.『ボタニカル・ライフ』

 

最近は、秋雨前線でパッとしない天気が続きますね。

そんな、雨の中、横浜市金沢区で地鎮祭が行われました。

 

雨降って地固まる、と言われるとおり雨の地鎮祭は悪いものではありません。

 

小谷.1

今回のお宅は、計画段階でもなんどかお知らせした、「ボタニカル・ライフ」の家。

 

インドアグリーンが好きな奥さんの希望を中心に、

サンルームがあったり、それに続くガーデン計画と「緑と暮らす生活」を

コンセプトに設計を進めてきました。

 

延べ床面積45坪くらいの計画ですが、空間構成や素材使い、暖炉の火の新しい提案など

随所に遊び心のある面白いプランが出来上がりました!

 

 

 

 

小谷.2

小谷.3

小谷.4

今日はあいにく、代表してご主人だけのご参加になりましたが、

滞りなく地鎮祭は執り行われました。

 

またまた、ワクワクするお宅が出来そうです!

 

完成は2017年3月の予定で、

進捗はまたこのブログからお届けします。

 

「人生の質をあげる贅沢空間」

06.家創りのヒント20.『地中海の白い家』05.ガーデン&外構03.庭で過ごす03.ギャラリーハウス(趣味の家)05.サンルーム03.自宅サロンとお教室03.ボタニカルライフ20.『ボタニカル・ライフ』

 

今回は建物プラスアルファーの高付加価値スペースの提案です。

ちょっとした庭があったり、屋上があったり、大きな木があったり、、

そんなスペースに自分の趣味を反映出来るような小さな別世界があったら

なんて幸せなんでしょう〜。

ここは、実用的な生活の場ではなく、まさに人生の質をあげるための贅沢空間です。

 

もうひとつ1

この家は、庭の一角にサンルームを作った事例です。

リビングに隣接したこのスペースでは、明るい時は外を感じながら食事をしたり、

夜にはキャンドルを灯しながら、家族で団らんしたり、

ガラスに覆われた自然光が溢れる、第二のリビングやダイニングとして活用されてます。

また、ここでは奥様の自宅サロンとして、アロマセラピー教室なども行われていて、

開放スペースとしてサロンに来客するお客様に、非日常な心地よい異空間を提供しております。

 

 

そこで、今計画中のいくつかの人生の質をあげるための贅沢空間をご紹介します。

 

これらの計画は、初期の建築の提案と合わせて、パートナーである

軽井沢のガーデン&ファニチャーズ、長谷川さんとのコラボレーションで行われたデザインです。

 

 

1.サンルームのある家

もうひとつ2

今、横浜市金沢区で設計中の「ボタニカル・ライフ」の家。

 

約6帖のサンルームスペースは、リビングルームと間口2メートルの引き込みサッシで

繋がり一体空間となります。

サンルームから直接全開口折れ戸で、ガーデンスペースとも繋がり、

リビングとガーデンとの中間ゾーンにあるサンルームで、

リビング〜サンルーム〜ガーデンと回遊性を確保しました。

床も水でザブザブ流せるような、アクセントのあるモザイクタイルにします。

古材を一面貼った壁には、何段もの棚が用意され、ボタニカルショップさながら、

植物好きの奥様のために、変わった観葉植物や多肉植物、花器などが並べられるようなデザインになっています。

 

 

2.屋上CABIN

もうひとつの3

二年ほど前にリノベーションしたお宅の屋上部分に現在計画中の屋上CABIN。

 

屋上で火を囲みながら、無心になれる場所。そんな場所、自分は大好きです!

屋根のある小さなキャビンは奥行きのあるDAY BEDが設えてあり、風を感じながら

お昼寝が出来ます。キャビンには折れ戸が付いて居て、戸を閉めてしまえばそのままアウトドアの家具やグッズがしまい込めるようにもなっています。

 

キャビンからはパーゴラのついたデッキが伸び、パーゴラに一部葦簀をかけリゾート感をより演出しています。

 

「アーバンキャンプ」、大勢の人が集まったときは芝の上にテントを張って、キャンプをしても楽しいですね〜

 

 

 

3.ツリーハウスのある家

もうひとつの4

「ツリーハウス」もうこんな言葉にすぐ興奮してしまう自分です。

 

先日プレゼンテーションした住宅の庭に提案したこのツリーハウス案。

 

流石に、大がかりな計画なので費用面も含めまだ最終決定には至っておりませんが

この夢のツリーハウス、是非実現させたいです!

 

実は、この家の庭にはツリーハウスにふさわしい大きな木とホストツリーが無いため、このプランでは大きな木を植えてそこに絡みつくようにタイニーハウスを作ったツリーハウス風な計画なんです。

 

ツリーハウスの中は勾配天井の吹き抜けになっていて、段差を持たせてロフトベッドになっています。外には階段で高低差を付けたベンチ付きのデッキテラス。

こんな空間があると、家に戻ってこなくなってしまいそう(笑)

 

 

いかがでしょう、この三つの計画。

 

確かに、贅沢な空間ではありますが、こんなことにプライオリティを持たせた生活は、

必ずや人生の質をあげてくれるのではないかと思います。

 

 

 

 

 

 

「ボタニカルブームも定着」

06.家創りのヒント05.ガーデン&外構03.ボタニカルライフ20.『ボタニカル・ライフ』

 

 

雑誌でもボタニカルショップの特集が組まれたり、暮らしの中に植物を上手に取り入れたスタイルブックが出たりと、

ここ数年のボタニカルブームもいよいよ定着してきましたね。
インテリアの中でも、以前のような大ぶりの観葉植物をドン!と置きながら、
さらにプランツハンガーで吊り下げて飾ったり、ユニークな樹形や様々な花器。
コレクションの様でもあり、ひとつのアートの様でもある。
多肉植物やエアープランツ、ドライフラワーなどを、自分流に楽しみながら、生活の中に取り入れています。
そんな中、今日行われた新しい住宅プレゼンのオーナーさんからの希望がこの、
「暮らしの中に植物を取り入れた理想的な家」というもの。
となれば、ネイチャー・デコール流のボタニカルライフの提案。
初回提案の初期段階から、いつものガーデン&ファニチャーズさんとコラボレーションしながら、家と一緒に植栽計画や庭の提案させていただきました。
色々な海外での事例を集めながら、
まず自分がイメージしたのは、小さくても良いから、リビングとも庭とも繋がる、サンルームの様なグリーンルームを
作ってみたらどうか?という事。
ここは一年中緑に溢れた部屋で、
まるでボタニカルショップの様に棚には、たくさんの多肉植物やプランツハンガーが吊られて、光がサンサンと射し込んで、、、
こんな事を妄想しながら、サンルームありきのPlanを、ガーデン&ファニチャーズさんと立ち上げていく事となりました。
動線的にはこんな感じになりました。
外から見た外観からはサンルームの存在はわからないけど、家の中に入ってはじめて、リビングにも庭にも繋がるサンルームがこの家の中心になっている事がわかります。
サンルームから庭に出ると、水の音を感じるウォーターガーデン、そして奥には、ベンチのあるパーゴラスペース。
パーゴラには、シェードも掛かる様な提案になってます。
そして、サンルームの中はこんな感じ。
折れ戸を全開口させるとウォーターガーデンからその先のパーゴラコーナーまで一気に繋がります。
また室内側のリビングのドアも全引込みサッシにしているので、
サンルームから溢れる緑を存分に室内側にも取り込んでしまう様な計画になっています。
「暮らしの中に植物を取り入れた理想的な家」
オーガニックでグリーンなライフスタイル。
ネイチャー・デコール流のボタニカルライフの提案、いかがですか?
今回の提案においては、コンセプトをご理解いただき、ほぼこのままの内容で実現に向かっていけそうです! ^_^