Don't think. F E E L ! 大浦比呂志の五感で感じる暮らし

ネイチャーデコール主宰 建築デザイナー大浦比呂志のこだわりの世界観を、建築、インテリアの事例やライフスタイルにスポットをあてながら紹介して参ります。

ブログナビゲーターページへ>>

2018年3月一覧

  • 2018/03/31

    「経年劣化した室内珪藻土のメンテナンスについて」

    02.壁材・左官02.左官

     

    皆さん こんにちは

    ネイチャーデコールの大浦比呂志です。

     

    我が家も建築して今年で丁度18年目に入ります。

    家も10年を過ぎると、屋根・外壁・露出してる防水・設備回りなど諸々と

    メンテナンスチェックすることで、その後の家の寿命にも大きく関わってきますので、

    是非10年あたりをひとつの目安として、気にして見てあげることをオススメします。

     

    そう言いながらも僕自身は給湯器が寿命がきたから、、

    木製窓の外側が劣化してきたから、、と

    かなり行き当たりばったりで、あまり皆さんの手本とならない様な

    家とのつきあい方をしてしまっています、、汗。

     

    そこでひとつくらいは、なにか先駆けてお知らせ出来るメンテナンス情報は無いかと

    考え、室内の珪藻土(左官壁)のメンテナンスをテストケースとしてやってみました。

     

    自然素材をベースとしたネイチャーデコールの家では、

    経年劣化を経年美化として、その汚れ自体も今までの生活の足跡であり味わいとして、

    時間と共に変化していくものを素材として楽しんでしまおう、

    そんな事をいつもオーナーさんには言っているのですが、

    汚れてきた室内の左官は外壁のように塗り替えられるの? などと、たまに質問

    される事があります。

     

    確かに外壁のメンテナンスと違って、生活している室内ではモノも多く、

    片付けながら、養生をこまめにして、、と考えただけでも大変そうです。

    それと、我が家も「珪藻土」で仕上げていますが、その珪藻土本来の素材の効果、

    調湿性・脱臭&消臭・独特のテクスチャ等を損なうことなく、

    メンテナンス出来るのか? そうただ綺麗にしただけではダメなんですね。

     

     

     

     

     

     

    左官.1

     

    左官.2

    18年も経過すると、このように確かに汚れが気になります。

    大型犬を飼ってる我が家では、犬は壁に身体をすりつけて歩く習性があるので、

    その部分だけ特に黒く汚れています。

    あと、ちょうど手をかけてしまう位置にある腰壁などの汚れも目立ちます。

     

     

    室内左官のメンテナンスにはいくつか方法があります。

     

    大げさにしないで、とにかく汚れだけを綺麗にしたい。

    そんな場合は、左官の上から無機系の塗料をローラーで仕上げるという方法。

     

    価格的にも一番安価であるのと、住みながらのメンテナンスとしては左官で

    仕上げるよりも散らからず、日数も短く出来ることはメリットです。

    また、塗料も色々ありますが、極力左官の風合いを残していくためには

    光沢などが出ない無機系の塗料で仕上げる事が良いでしょう。

     

    我が家では、同じメーカーの珪藻土でメンテナンスしました。

    犬を飼っているので、脱臭&消臭という珪藻土の効果はどうしてもキープして

    おきたかったのがその一番の理由です。

    塗料で仕上げてしまうと、本来呼吸する壁、と言われている珪藻土に

    塗膜が掛かってしまい息が出来なくなり、

    結果 珪藻土の効果が損なわれてしまう様です。

     

     

     

     

     

     

    左官.3

    ただ、室内全体を、、となると相当散らかってしまうので、

    比較的綺麗な天井は手を付けずそのままにし、

    特に汚れのひどい部分の壁や欠けてしまったコーナーの補修、

    そして場所によっては、珪藻土の顔料を薄めて塗料のようにシャブシャブにした

    材料でトップコートだけを施したりと、

    必要最低限の手間で綺麗にしていく、という選択をしました。

     

     

     

     

    左官.4

    それにより、新築時のようなピカピカの感じでは無く、

    建物全体の時の流れとマッチさせながら、経年美化を残し程よい加減で

    手を加える事が出来たのではないかと思います。

     

    メンテナンスの仕方もその家のデザインやスタイルによって変わってきます。

    勿論 構造に関わる部分や設備の劣化に対しての対応は同じであっても、

    こと意匠に関わる部分は、新築時のようにピカピカにしてしまっては、

    ミスマッチなのがネイチャーデコールの家ではないでしょうか。

     

     

     

    大浦比呂志(ネイチャーデコール主宰)

     

     

     

     

     

     

    • WORKS -事例紹介-
    • FAVORITE COLLECTION -写真紹介-
  • 2018/03/28

    「イメージは、MAISONS en PROVENCE」

    00.現場02.古材02.左官04.フレンチスタイル

     

    皆さん こんにちは

    ネイチャーデコールの大浦比呂志です。

     

    今、横浜市都筑区ですすめている延べ床面積34坪の、狭小型3階建て住宅。

    小ぶりながら、イメージは「MAISONS en PROVENCE」

     

    玄関のドア、室内ドア、窓などの建具類にフランスのアンティークを多用し

    小さなプロヴァンスの家を再現していこう、そんな家を作ってます。

    アンティークの建具と一緒に、古材やリアルな擬石などを使うことで、

    かなり本物感が演出されます。

     

     

     

    途中経過の現場ですが、プロヴァンスの家のポイントにもなる天井の意匠を少々、、

    プロ.1

     

    プロ.2

     

    プロ.3

    天井には太い古材の梁、

    その間に小梁が不規則に組まれ、左官材を塗り重ねるように仕上げてます。

    この自然なランダム感、ラフさ加減が大切になってきます。

     

     

     

     

    プロ.4

    壁から左官で一体に作られた造作のベンチ。

    このベンチはデイベッドも兼ねていて、奥行きもゆったりと85センチの巾に設定。

    大きくアールがとられた厚みのある腰壁も特徴です。

     

    この開口部には、フランスのアンティーク窓が取り付きます。

     

     

     

     

     

    プロ.5

    階段も、ポッテリと肉厚感をもたせています。

     

     

    住宅のインテリアも時代時代で流行があり、最近このようなプロヴァンスSTYLEも

    オーダーとして少なくなってきましたが、

    好きなものは、トレンドに左右されることはありません。

     

    飽きの来ないしっかりとした、本物を創りあげていきたいものです。

     

     

    大浦比呂志(ネイチャーデコール主宰)

     

     

     

     

     

    • WORKS -事例紹介-
    • FAVORITE COLLECTION -写真紹介-
  • 2018/03/23

    「下町の小さなパン屋さん」

    03.自宅がお店09.NDのオーナーさん09.NDオーナーのライフスタイル

     

    皆さん こんにちは

    ネイチャーデコールの大浦比呂志です。

     

    今から10年前に竣工した、親子二人のための小さな家

    設計の打合せをしていた頃は、小学生の娘さんが今では立派な大学生に。

    そのオーナーさんから再びお声かけいただき、

    今度はご自宅の敷地内の一角に「小さなパン屋さん」を作りたいとのお話。

    しばらく勤められていた会社を退社し、一念発起しての決断らしいです。

    会社退社と同時にパンの学校に通い、実際パン屋さんで経験を積みながら、

    いよいよ自分のペースで、自分らしいパン屋さんを作る。

     

    家創りからはじまったご縁で、今度はそんな夢のお手伝いができるなんて、

    とてもありがたい事です。

     

    町に愛される、小さなスタンド型のパン屋さん。

    今年の秋を目指してこれから進めてまいります。

    また、進捗はこのブログでお知らせしますね。

     

     

     

    大浦比呂志(ネイチャーデコール主宰)

     

     

     

     

    小さなパン屋さん

     

     

     

     

     

    • WORKS -事例紹介-
    • FAVORITE COLLECTION -写真紹介-
  • 2018/03/19

    「ちょっとしたギャラリーウォールに」

    07.パーツその他08.アート&ディスプレイ09.マイセレクション

     

    皆さん こんにちは

    ネイチャーデコールの大浦比呂志です。

     

    今日は自分でも簡単にDIYで出来る素敵な壁の飾り方の話。

    なんとなく寂しなあ〜と思う壁。

    そんな所に自分だけのお気に入りのコーナーを作ってしまいましょう。

    よく、カフェなどで壁に洋書やオシャレな表紙の本などを並べたりしてますよね、

    それを自宅でもやってしまおう〜 そんなパーツが市販されてます。

     

    壁.2

     

    壁.3

     

    棚の奥行きは7㎝、なので狭い廊下などでも出っ張ることはなく、

    このように、本や雑誌が滑らないようなこぼれ止めも付いています。

     

    この飾り棚、少し重みがあります。

    そこでポイントがひとつ、しっかりと壁の中に下地のあるところを探して取り付ける

    という点です。

    その時に役に立つのが、「下地探しセンサー」

    壁にあててスイッチを押すだけで、壁の中の間柱を感知できる優れもの。

    飾り棚を取り付けるときは、この下地センサーも合わせてご用意下さい。

    それさえあれば、あとは誰でも簡単に取り付けることが出来ますよ。

     

     

     

    壁.1

    我が家はこんな素敵なSURF ギャラリーコーナーが出来上がりました!

     

    ヘザーブラウンの絵が良い具合にコーナーに融け込んでいます。

     

    そして、早速写真家「芝田満之」さんの新作「Calling the sea」

     

    壁.5

     

    先日、出版記念パーティにも行ってきましたが、とにかく素敵すぎて

    心を奪われる写真集になってますので、

    皆さん是非ご覧になって下さい。

     http://top.tsite.jp/news/sports/o/38812037/

     

     

    誰でも簡単に出来る、自宅ギャラリー計画、皆さん是非トライしてみてください!

     

     

    大浦比呂志(ネイチャーデコール主宰)

     

     

     

     

    • WORKS -事例紹介-
    • FAVORITE COLLECTION -写真紹介-
  • 2018/03/18

    「土地を決めるところからはじまりです」

    06.コスト06.土地について06.家創りのヒント

     

    皆さん こんにちは

    ネイチャーデコールの大浦比呂志です。

     

    今回は土地探しについてお話しさせていただきます。

    よくはじめてのお客さんは、設計を依頼するときに土地を決めてから相談に来た方が良いのか

    まだ土地が決まってないけど、まずはその段階から相談に来ても良いのか、

    そんな事を聞かれることがあります。

    そういう場合は、「一緒に土地を決めていきましょう」そんな事を言ってます。

    その理由は、

    1. 不動産さんが言う良い土地や一般的に言われる良い土地と、設計者目線での良い土地

    とは相違があるという事。

    はじめに、どんな広さでどんな家にしたいのかを簡単にでも聞いておくことで、

    それが実現出来る出来ないも含めてプロの目線で土地を見れるという点、そして

    お客さんのライフスタイルに合ってる環境かどうか、先の完成形をイメージしながら

    その土地の善し悪しを判断できる点。

    そう考えると、不動産さん的には悪い土地でも、実はそれを設計の特徴として生かせる

    良い土地、なんてのも有ったりします。

     

    2. 家創りは「土地」も「家」も全体の予算バランスで考える。

    よく、「もう土地は契約してしまって、銀行の住宅ローンで借りれるのは

    あとこのくらいだからその範囲で家の方を考えて欲しい」。。

    そうなると、なかなか実現したいものも出来なくなってしまう。

    自分たちの実現したいものをあらかじめ整理しておくことで、土地と家に掛ける

    予算の配分をした上で、土地を探していくことはとても大切なポイントです。

     

    この様な点で、土地の段階からご相談いただき、一緒に土地を探していくことを

    おすすめしています。

     

    今日も、お客さんと一緒に候補となる土地を二カ所回ってきました。

    この土地だと、こんな事が出来そうだ〜

    建物があることで解体費用がそんなに掛かるなら、その建物を生かして思いっきり

    リノベーションするのも一つの手か。

    目の前が公園なら、この景色は変わらないから、リビングに繋がる庭をそちらに向けて

    公園を借景に計画してみてはどうか?

    その土地にたつと今までの経験の中で色々なアイデアも沸いてきます。

    物理的な建築条件はもとより、工事的な諸問題が関わってきそうな場合は、

    工事業者への立ち合いもお願いしながら、色々な目でその土地を見ていく、

    そんなケースもあります。

     

    先日も、土地を決める段階からお声かけいただき、その土地を決断されたお客さんが居ます。

    その時の大きなポイントは

    1. 総額予算から考えた土地に掛けれる金額の範囲で探していく

    2. 希望の建坪が可能な土地の広さ

    3. 駅近にはこだわらないので、1.2をクリアしながら眺望や抜け感が欲しい

    そんな内容でした。

     

    自分たちも実際土地を見てのチェックポイントとしては、

     

    ○ 全面道路との関係はどうか?

    土地.1

     

     

     

    ○ 検討の土地に盛り土されているがそれによる地盤改良等に掛かる費用は?

    土地.2

     

     

    ○ 土地の一部に高低差のある擁壁があるが、これに対する規制や計画に対しての影響は?

    土地.3

     

     

    ○ 盛り土による隣地との境界の境はどうする? そこに掛かる費用は?

    土地.4

     

    実際、その土地の販売価格以外でどんな費用が初期投資で必要なのか?

    そこを掴んでいくことも大切なポイントになってきます。

     

    大きな買い物だけに、失敗しない土地選び、

    当たり前のことですが、土地をきめるところからはじまりです。

    そんな訳で、まずは土地を探すところから是非、お声かけ下さい!

     

     

    大浦比呂志(ネイチャーデコール主宰)

     

     

    • WORKS -事例紹介-
    • FAVORITE COLLECTION -写真紹介-

最新記事


pagetop