Don't think. F E E L ! 大浦比呂志の五感で感じる暮らし

ネイチャーデコール主宰 建築デザイナー大浦比呂志のこだわりの世界観を、建築、インテリアの事例やライフスタイルにスポットをあてながら紹介して参ります。

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2017年7月一覧

  • 2017/07/27

    「モールテックスで仕上げたパウダールーム」

    02.モールテックス02.床材・モールテックス05.パウダールーム20.『コンフォータブル・リゾートの家』

     

    そろそろ引き渡し間際の千葉県、習志野市で進めているお家。

    この家のパウダールームは「モールテックス」を随所に使用しています。

    このブログでも、「モールテックス」の利点は何度かお話ししていますが、

    その独特な風合いが、今とてもお気に入りのマテリアルのひとつです。

     

     

    モール.1

    階段吹き抜けの地層壁のドアを開けて、2階にあるパウダールームへ。

     

     

     

    モール.2

    パウダールームの天板、それに繋がる壁、そして床の一部が「モールテックス」の

    仕上げで統一されています。

    そして隣のバスルームも、「モールテックス」の壁、チーク材の天井で、

    トーメーガラスを通してパウダールームと同一素材で繋がっています。

     

     

     

     

     

    モール.3

    「モールテックス」の天板に白で染色された古材の太いミラーフレームが

    よく似合ってますね。

     

     

     

     

    モール.4

    壁部分の「モールテックス」

    水廻りに特に強い素材なので、パウダールームやバスルームの壁には最適。

    この独特なムラ感が何とも言えず、良い風合いです。

     

     

     

     

    モール.5

    壁から少し床まで折り返し使用し、それに合わせて床には柄タイルを貼ってます。

     

     

     

     

    モール.6

     

    モール.7

    トイレの手洗い部分にも「モールテックス」を使用。

    デコラティブなミラーフレームと良い感じにマッチング!

     

     

     

     

    モール.8

    トイレの中にはこんな可愛い表示プレートも(笑)

     

    このように様々な素材とマッチング出来るのも、「モールテックス」の魅力です。

     

     

     

     

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  • 2017/07/25

    「最近の面白階段事例」

    05.階段

     

    階段のデザインは面白い。

    階段は決して機能を満たすだけの脇役ではなく、住宅の中での見せ場のひとつであり、

    デザインの可能性はまだまだあるでしょう。

     

    最近手掛けた住宅の中から、面白デザインの階段事例を紹介します。

     

     

    1.地層から突き出た様な階段

    階段.1

     

    階段.2

     

    階段.3

    階段ホールの2階までの吹き抜け部分の壁一面が「地層壁」。

    地層の断面から突き出したような厚みを持たせた階段のステップ。

    ロートアイアンのシンプルな手すりを壁面側に取付け、

    手前側には手すりを無くした、スケルトン階段。

    この階段は広い玄関ホールの正面にオブジェの様に配し、シンプルながら

    この浮遊感が、とてもインパクトのあるデザインになってます。

     

     

     

     

     

    2.変則的なステップ階段

    階段.4

     

    階段.5

     

    階段.6

     

    二段ごとに階段二段分の奥行きを持たせた変則的なステップ。

    この階段は丁度リビングダイニングの中央付近にあるため、

    時にこの奥行きを利用してベンチになったり、ディスプレイスペースになったり、

    クリスマスなどシーズンの飾り付けにも最適な場所になります。

    階段中間地点の踊り場からは、スケルトン階段になっていて、階段ホールに

    設けた明かり取りの窓からは自然光をふんだんに取り込めるようになっています。

     

     

     

     

     

    3.床も階段もモールテックス仕上げ

    階段.1

     

    階段.2

     

    階段.3

    リビングの中心に配したこの階段。

    フロアの仕上げ材がそのまま階段の仕上げと繋がっていきます。

    おなじみのモールテックス仕上げでシームレスに統一感を持たせた事例です。

    階段の途中にインテリア性の高い暖炉「バイオエタノール暖炉」を組み込まれているのが

    この階段デザインの特徴です。

     

     

     

     

     

     

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  • 2017/07/24

    「サファリスタイルの家・上棟」

    00.現場

     

    この時期の棟上げは本当に辛そうです。

    炎天下の中、千葉県印西市で上棟式が行われました。

     

    五十嵐.1

     

    五十嵐スケッチ.1

     

    五十嵐スケッチ.2

     

    今回の家は、またまた新たなテーマがオーナーから提示されました。

    このスケッチはプレゼン時のものですが、ディテールはかなり土っぽい感じです、

    テーマはなんと「サファリスタイル」!

     

    オーナーが新婚旅行で訪れた地、アフリカのケニアで体験したサファリバンガロー、

    このエッセンスを日常の家にたっぷりと取り入れていきたい、

    そんな要望からデザインはスタートしました。

    なんか遊び心いっぱいで、またしてもワクワクしてしまう仕事になりました。

     

    随所に新しい試みをトライしてみようと思っております。

    コージーで裸足が似合うリラックスした家。

    「サファリスタイル」ブームも来るかも知れませんね(笑)

     

     

     

     

     

    五十嵐.2

     

    五十嵐.3

     

    五十嵐.4

    当日は、お二人のご両親も駆けつけ、とてもにぎやかな上棟式となりました。

    先日の横浜市青葉区の家の仕事を納めて頂いた、

    若手で信頼おける棟梁が、またこの家をしっかり面倒見てくれます。

     

    完成は11月ころを目指しております。

    「サファリスタイルの家」の進捗は、またこちらからお伝えして参ります。

     

     

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  • 2017/07/15

    「プレゼンからちょうど一年、今日は引渡しの日」

    00.現場20.『海外生活経験をベースに』

     

    「初回のご提案(プレゼン)から一年間で、竣工になります、、」

    はじめて、家創りの相談に来られたお客さんにいつもお伝えしております。

     

    初回提案後に、約4ヶ月の設計期間、そして見積調整〜工事契約、

    工事期間が約5ヶ月、そんな流れでネイチャーデコールの家創りは進められます。

    そして、ちょうど一年前、あの日もかなり暑い日だったと記憶してますが、

    オーナーさんのお宅でプレゼンテーションが行われ、本日無事にお引渡しを迎える事が

    出来たのが、横浜市青葉区で進めてきた「海外生活経験をベースに」の家。

     

    いつもの通り、まだガーデン工事や外構工事といった、お楽しみもまだまだ残している

    状況ではありますが、明日の引っ越しに向けて、先行して建築側の引き渡しです。

     

    本当に、建築〜インテリア〜ガーデンとモノ作りやデザインが大好きなオーナーさんで、

    私も本日まで最高のモチベーションで、気持ちよく仕事をさせていただけました。

     

    そのように、オーナーさんと同じ波長で仕事が出来ると言うことはとても大切なことで、

    その波長が信頼感となり、そこに調和が生まれて良い仕事は出来ていくのだと思います。

    また、このようなモノ作りの機会を与えていただき、感謝に尽きます!

     

     

    まだガランとした空間ではありますが、このお宅のポイントを少しだけ覗いてみましょう。

     

     

    山中.1

    表情のある古レンガの貼られた玄関まわり。

    外構や植栽が7月末には整って参ります。

    ガーデンは建築プランと同時に、いつものガーデン&ファニチャーズ長谷川さんの方で

    計画をしてもらってます。

     

     

     

     

     

    山中.2

    エントランスホール・モダンな横格子のシューズボックスの扉、

    上下の間接照明で正面の中庭まで誘導してくれます。

    モールテックスのベンチはガラスを通して室内から中庭まで繋がっています。

    中庭には四季を感じるシンボルツリーが植えられます。

     

     

     

     

    山中.3

     

    山中.4

    エントランスホールから一枚の重厚なドアを開けて、リビングルームに。

    このドアは以前こちらのブログでも紹介しましたが、丁度この家を計画中の時に

    出逢うことが出来ました!

    19世紀、1850年頃のフランス・ブルゴーニュ地方で使われていたアンティークのドア。

    「ビンテージ」では無く「アンティーク」、このガツン!としたドアだけでも、

    この家のただ者ではない感が伝わってきますね〜

     

     

    山中.14

    そして裏側もこんなに素敵! やはりエージングではこの風格と時代感は出せません。

     

     

     

     

     

    山中.5

    山中.6

    リビングゾーン・造形の擬石WORKSとオリジナルデザインのアイアンシャンデリア。

    勾配天井には古材の大きな梁と板貼りをエージングペイント。

    珪藻土の壁に床は温かい印象のテラコッタタイル。

     

    ネイチャーデコールの伝統的王道スタイル。

    やはり、何年経ってもこの定番のデザインは落ちつきます。

     

     

     

     

    山中.7

    階段スペースと30㎝フロアの下がったミュージックルームを見る。

     

    この変則的な階段、右側の部分にはクリスマスツリーを飾ったり四季の演出も出来る

    ディスプレイコーナーにもなります。そして踊り場からはスケルトン階段で

    軽やかで光を回し込むようなデザインになってます。

    リビングゾーンの印象に比べてこちらは、すっきりとモダンにまとめています。

     

     

     

     

    山中.8

    中庭に面してグランドピアノが置かれています。

    ピアノやバイオリンなど音楽が共通の趣味のご家族のためのミュージックルームです。

     

     

     

     

    山中.9

     

    山中.10

    ダイニングゾーン〜キッチンを見る。

    リビングより150㎜あがったダイニングゾーンはフロアをテラコッタから、

    巾広のオールドオークビンテージフローリング、古材やビンテージ感を出しながら

    イームズのチェアや北欧ペンダントなど、モダンな家具・照明をアクセントに

    インテリアコーディネートしています。

     

     

     

     

     

    山中.12

    2階のパウダールーム

     

     

    山中.13

    お嬢さんの部屋

    マスターベッドルームやお二人のお嬢さんの部屋など、

    プライベートゾーンもそれぞれの趣味指向性により、デザインもカラートーンも変えてます

     

     

     

     

     

    山中.15

    まだ工事途中ではありますが、この間口4メートルの大開口窓、

    木製ヘーベシーベ窓から、外のテラス〜デッキへと繋がるアウトドア空間が、

    この家の最大の魅力のひとつでもあります。

     

     

    引き続き、ガーデンやアウトドアスペースの進捗もお知らせしていきます。

     

     

     

     

     

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  • 2017/07/12

    「価値観 あたりまえだけど 人 様々。。」

    09.想うこと20.『三度目の家物語』

     

    「三度目の家物語」

    70代のオーナーさんの家、というのもはじめての経験かもしれない。

    また、誰もが知っている著名な建築家に依頼した2軒目の家に満足いかず、

    本当に終の住処となる家を建てたい!

    そんなスタートではじまったこの家創り、色々な高いハードルを越えながら、

    ようやく竣工撮影が出来るまでに至りました。

     

    実際、工事の終盤戦でも意見の衝突からのバトルもあり、

    途中、「お前の顔は見たくない!」そんな空気にまでなってしまい、

    良い家を創ろう!という同じ方向は向いているのに、

    その思いがお互い強ければ強いほど、

    ちょっとした気持ちのくみ取り方がずれていくと、どんどんと悪い方向に行ってしまう。。

     

    そんな経緯のあった家なので、この家はまたいつもとひと味違う

    特別な思いがある家となりました。

     

     

     

    坂.1

    暮らしはじめて数ヶ月が経過しましたが、ご夫婦のとても温かい愛に溢れた暮らしぶり

    を感じました。

    70才のご主人と年上の奥様が二人で住まわれる家です。

     

    二軒目の家が、作品性の高い美術館のような無機質な建築物。

    この三軒目の家は、「血の通った家にしたい!」と、その作品住宅を最初に見たとき、

    自分の家創りに対するテーマにしました。

     

    そして、「以前の家とは対極の家だよ!うちのかみさんがとにかく気に入ってる」

    とオーナーから温かいお言葉をいただき、

    ようやく肩の荷が下りた、、正直、そんな思いでした。

     

     

     

    坂.2

    写真撮影はいつものウルシーさん。

    炎天下の中、ご苦労様でした〜

     

     

    坂.3

     

    坂.4

     

    坂.5

     

    坂.6

     

     

    坂.7

    この家が、格好いいとかオシャレだとか、今の時代にフィットしてるか、とかよりも、

    そこに住む人にどれだけフィットしているか、

    また、はじめは家に負けている感じでも、

    新しい家でどれだけイメージチェンジしながら、いままでやりたかった暮らしの

    スタイルや自分たちの特別な時間が作れる家になるのか、

    もっというと、家に居ることが自分にパワーをくれ、何より一番のパワースポットに

    なれるのか、それが家創りには一番大切。

    そしてデザインの好き嫌いに良い悪いも無く、皆、いままでの経験や趣味の世界の中で

    実現したいデザインって様々有るけど、それをしっかりくみ取り、

    その人にとってのベストなバランスに整えていくのが自分の役割だと考えています。

    だから、極論言ってしまうと自分には「○○スタイル」などというのはなく、

    求められればなんでもやってしまう、出来てしまう、

    それは今までの自分の引き出しの数と許容量で創りあげていく、

    そんな感じなんだと思います。

     

    自分よりも人生経験の長い70代の家創り。

    その価値観をバランス良くくみ取り、整えていくのに今回は時間が掛かりましたが、

    結果、オーナーの求める世界観が実現出来たと思います。

     

     

     

     

     

     

    坂.8

    最後に、色々とお気使いいただき、また忙しい時間を割いていただき、

    感謝します。

     

     

     

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